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【旅】2022年11月29~12月12日 沖縄の旅 [【旅】2022年]

◆◆記録の為に付け加える◆◆
2022年8月、高松-那覇往復と13泊の宿泊代、101,780円(2名分)をカード決済。
宿泊先のホテルで全国旅行クーポン38,000円が発行され、しかも全国旅行支援割戻27,524円が12月に返金となった。よって実質36,256円で、2週間の沖縄の旅を楽しませて頂いた。

2022年11月29日(火)
 生暖かい朝の空気の中、岡山駅8:40発のマリンライナーで高松に向かう。今回の旅を計画した8月には、岡山空港から那覇に向かう航空便の予定がなく高松空港からのAir便で予約した。更に沖縄は幾度か訪れ、特に計画の無い贅沢な旅である。
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 そもそも、ANAから頂いたマイルが溜まり、その有効期限が近づきスカイコインにしていたが、それも1年間の有効期間が今年の8月末で切れる予定だった。岡山空港からだと羽田一択だったので、隣県の交通の便の良い高松空港を利用し沖縄の旅を計画。復路便も確定済みなので期間限定の旅だ。
 久々に見る泣き叫ぶ2歳児と、高松空港行バスで同乗、どうやらアンパンマンとの別れが原因である。バス車内が全員2歳児の声に気持ちが同調していた。2歳児をここまで夢中にさせるアンパンマンもすごいが、2歳児の声にここまで同調するバス車内にも感ずるものがある。周囲に気遣い、切れない母も立派。日本の未来は、この年齢層に掛っている、そのパワーを日本発振して欲しい。頼むぞ餓鬼。心の中でそう思いながら、高松空港でうどんを食すると、手荷物検査場タイムリミット。そのまま搭乗し定刻で飛び立つ。
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 那覇空港27℃、修学旅行で空港ロビーは溢れていた。ゆいレールを県庁前で下り、じわじわと汗ばみながら宿にチェックイン。38,000円分のクーポンを頂き、更に15:00~フリードリンクサービス、ワインを頂きご機嫌になる。
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近隣を散策すると海で泳いでいる人々がいた。軽めの居酒屋夕食。
最終日まで連泊予定の宿:カクテルステイ ナハは、松山の繁華街にある新しい建物。
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2022年11月30日(水)
 NHKの朝の放送には、いつも見ていたRieさんが映っていた、少し懐かしく思えたので、九州を離れて時間が経った事を実感する。彼女から、沖縄地方は強風波浪注意報が出ていると知らされる。本州方面は冬型の天候に向かい、沖縄はしばらく曇り空が続く予報である。しかしながら、昨日の汗ばむ気温に合わせて、Tシャツ一枚という出で立ちで、おもろまちにある「沖縄県立博物館」に向け9:00出発。
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 近くの公園にピンク色があり、見かけない木を観察。調べると「トックリキワタ:徳利木綿」沖縄県内の街路樹に使われているそうである。ボリビアから持ってきたらしく9~12月に開花、その後、実が割れて綿が出るらしいが、沖縄で結実するする事は珍しいそうだ。
別名:酔っぱらいの木。 なんだか...どーもすみません。
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 霧雨状況なので「ゆいレール」で向かう、このモノレールは高さがあり見晴らしが良い。ビルの7~8Fの位置を移動している感じで、車の移動では見えない景色を楽しませてくれる。遊園地の穏やかな乗り物の様で、もう少し若ければ?座席に膝を立てて窓に向かい座りたい。座る方向をもう少し工夫できないものだろうか、いっその事、観光目的の車両運行(低速ノンストップ、往復@3000円程度)も検討して欲しい。各社ICカード利用が2020年から始まり便利になっていた。思い出してみると、2019年12月から3年ぶりの沖縄だ。
 博物館では「ソテツ地獄」という言葉を知る。砂糖の価格乱高下が、大きな影響を与えた様であるが、経済危機を表現する言葉だ。毒のあるソテツの実を常食にする程に、食べ物がない状況から「ソテツ地獄」という表現になっているそうだ。食べ物が手に入らない状況になると、人は動物と化す。自身が生きる為に何が何でも食べなければならない。暴動や戦争になる元凶だ。世界の人口は46億人だと、学校で習いテスト用紙に回答した記憶があるが、今は80億を超えたそうである。誰がいつの間に...
 現在、自給自足が出来ない者は、自ら育てて収穫するまで待っている事は不可能だ。なので奪うしか方法がない。そうならない為に、足腰の確りした自給国家であって欲しいと願うが、現日本の食料自給率はカロリーベースで38%程度であり、海外に頼った食生活なのだ。しかも自給している38%も、その肥料や飼料は殆んど海外に頼っており、この高騰が生産現場を混乱させている。飼料は、いつでもすぐにあるはずもなく、種まきから収穫のタイムラグがある。生産/製造する者が正しい価格転嫁の判断をする時期だと思うが、価格の乱高下は「〇〇地獄」をまた生み出すだろう。100年先を見越し、成長を続ける経済活動は必要だが、30年間賃上げの無い、安定した経済を継続する事も重要。値上げ、賃上げするだけが国の成長ではないはずだ。
 そんな事を思いながら、頂いた38,000円分のクーポンがどこで使えるのか?サンエーやパレットくもじ、国際通りを捜しまわる。こんめぇーこんめぇー我が家の戦いは続き、今日は2,000円分を消化。宿に戻りラウンジの無料ワインでご機嫌。

2022年12月1日(木)
 今日も朝から曇り空。ゆいレールで儀保駅から首里城に行く、前回訪れた時は火災2か月後だったので、痛々しい情景と焼け焦げた匂いが残っていたが、状況は変わり、復興する現場を見学する事が出来た。55億円の寄付も集まり、令和8年(2026年)には、正殿を完成させる計画だと、映像により紹介されていた。
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 琉球王朝時代の足取りを辿って、玉陵に参り、石畳を下って識名園まで歩く。観光化の整備は進んでいるが徒歩以外での観光は困難であり、高齢になると見学する気になれないエリアだろう。
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 首里城の対面となる識名園側の斜面からは、大型マンションの建設現場が眺められた。帰りはバスを利用する。ICカードは使用不可能で、前払い240円均一料金。松川と書いてあるバス停は、マツガワと発音していた。ウトウトしていると国際通りに気が付いて下車。観光客で賑わう商店を散策し、ドンキで「おきなわ彩発見NEXT」クーポン券利用のポスター発見し買い物をするが、レジでクーポン利用はお土産だけの対応だという... 商品のどこにお土産と生活用品の判別するものがあるのか?と聞くがそんなの物は無い。仕方なく全てカード支払い... 沖縄のクーポン消費はお土産と食事に徹底されているのかな。個人的には残念な気分で宿に帰る。日暮れになり、「島豚・石焼 燦」でポークしゃぶしゃぶを食す。クーポン9枚消費してご機嫌、ホテルラウンジの無料ワインで最高潮。

2022年12月2日(金)
 目覚めるとW杯vsスペイン戦は0-1で前半を終わったところだったが、後半戦に入り素晴らしいシーンを見せてもらい、感動させて頂いた。1993年10月のドーハのシーンは、今でも忘れられないが、あの時代とは異なる日本のサッカーになったのだと、改めて認識させられた。これを機会に「国内だけの活躍では、世界に通用しない」という認識が広がり、中高生から世界に出て行こうとする人々が増える事を期待する。サッカー界だけではなく、全ての子供たちが、世界を目指す準備が出来る体制を、充実させて欲しいと個人的には願う。成功し移民するかも知れないが、次世代、次々世代は日本に戻って来る、100年先を見越した政策を話し合う、国会であって欲しい。
 今日も曇り空が続く、しばらく青空は期待できない天気予報である。東北、北海道の雪景色が朝から報道されている、那覇も20℃の最高気温予測。散歩には気持ち良い空気なので、今日は、終日歩いて散策する。那覇市役所の隣の「cafe万丸さん」 https://manmarunaha.wixsite.com/naha でモーニング、そのまま福岡の奥様に教えて頂いた、楚辺にある「楚辺そば」11:00到着、一番乗りでネーム記入。他にも駐車場の車内で待っていた人もいたが、タイミングよく一番乗りを果たした。
http://sobe.main.jp/
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 漫湖を一周しながら、広い植物園の様に草花を観察して楽しむ、猫が多く観察すると個性ある対応が楽しめた。ニャーという媚びる猫は可愛いが嫌いだ。野性味のある、本来の声「フギャー」で対応する奴が面白い。
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 奥武山公園では、12/4のNAHAマラソンの準備が進んでいた、護国神社に参り、少し昔の沖縄に思いを馳せる。どんなに苦しく、自滅しても武力争いは絶対にあってはならない。
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 歩き過ぎたので宿に戻り休息。外食も飽きたのでスーパーで野菜とおにぎりで夕食。今朝のスペイン戦を称える報道は何度見ても飽きない。

2022年12月3日(土)
 雨の天気予報とは異なり、窓の外には青空が見え、朝日が差し込んできた。午後は雷雨の予報もあり、午前中に市内を散策に出かけた。
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 午前9時、土曜日の松山の繁華街は、まだ夜の盛り上がりそのもの。カラオケの声、大声で次の店に向かうサラリーマン... 時間軸のずれを感じながら那覇市内の街歩きを楽しむ、緑が丘公園を抜け、牧志を経由するといつもの霧雨状況になり、「壺屋やちむん通り」に到着する頃には、傘をさすほどの霧雨から雨の様相となる。遠くに見える高層マンションも霞んで見える。商店街に逃げ込んで様子を見るが、好天は見込まれず、修学旅行の中高校生が、おみやげタイムを楽しんでいる国際通り経由で「パレットくもじ」に退避、早めのランチタイムを...と探すが11:30開店が多く、開いている店はない。仕方なく引き返し福州園にある「GOOD FARMS KITCHEN」でランチ。
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 12時過ぎに部屋に戻るが、まだ掃除の真っ只中だった。今日の掃除をあきらめて、窓越しに雨の景色に眺め、夕刻までのんびり過ごした。18時に1Fレストランで夕食、部屋の掃除をして頂かなかったので@500円のクーポンが貰え、何故か700円のBeerが無料になった。ラウンジの無料ワインで今日もご機嫌。

2022年12月4日(日)
 天気予報は曇り予報だったが、見込み通り朝から青空が広がった。
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 8:00予約したレンタカーを受け取り、NAHAマラソンを避け北部に向かう。高速道路はレンタカーの爆走が目立つ中、90km/hの安全運転で許田ICへ向かう、なぜか出口は一般で渋滞していた。ETC出口でまとめて追い越し気分爽快。
 今日の目的は大宜味村のシークヮーサーパークだ。到着すると9:50で開店前だったので、海を眺めに少し引き返し、古宇島を眺めて時間調整。
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 今回初めての青空と青い海の風景を眺めながら少し汗ばむ。10:00開店と同時にパークに入ると、蛇口から出るシークヮーサーを飲ませて頂き、初々しい工場説明を聞き、タブレットで稼働状況の動画を見せて頂いた。シークヮーサー飲料により経営者自身が113Kg→83kgまでダイエットの効果があったと写真入りパネルで、説明ボードになっていた。元がおもいんじゃねぇ??... ここの売りは9月の初しぼりシークヮーサーだそうで、ここでしか販売していない初しぼりの、定期購入をお勧めいただいた。9月と12月の味比べもあり違いを確認できる。収穫は9~12月だが、色、味、成分が異なるので、この工場は9月にフル稼働させて年間定期販売分を絞るのだそうである。併設のカフェでは、生クリームのシークヮーサーのモンブラン@1000円を食す。目の前でモンブランしぼりを見学し、甘さと優しいシークヮーサーの香りに包まれ、貸切状態のカフェでノビノビと味わった。
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 若いスタッフの接客対応もよく、マニュアル通りの挨拶とお礼が行き届いている。経営者がLive画像で睨みを利かしているのかもしれないが、笑顔と声掛けは素晴らしい。アドリブの利いた接客になると、もっと素晴らしいメンバーになるだろう。どちらにしても気持ちよく対応を受け、とりあえず500ml(@1950円)×2本を購入し、お試しする事にする。レジではLINE登録で200円引きになると、お嬢様よりご提案あり、慣れないLINEでQRコードを読み込むが上手くできない。使い慣れていなので...と言い訳しながら何度も繰り返すが、softbank系の電波状態が弱いだけだった。建屋の外に出て3分程度待つと登録完了。シークヮーサーパークという農業見学施設に見えるが、中身はIT化され簡単な操作で追加申し込みや、定期コースの受付が出来るサイトが出来上がっている。このITベースがなければ、施設内の今だけ押し売り販売に徹するしかないだろう。少しだが、やんばるでちむどんどんする事が出来た。
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 近隣のシークヮーサー畑を探しながら、六田原展望台に移動し景色を眺め、「道の駅 ゆいゆい国頭」でランチを済ませて、気温27℃の中、太陽に向かう復路となる。
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 途中で古宇島を1周して、浦添のジミーのアップルパイを購入、240km走って10Lで満タン、D社ロッキーは燃費が良い。夕食はアップルパイ...

2022年12月5日(月)
 今日も晴れ間の見える朝。午後から曇り、夕方から雨の予報。午前中から散策に出る。
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 県庁前からゆいレールに乗り、浦添前田まで遊園地の乗り物気分で乗車した。首里を過ぎると閑散とした車内となる。浦添城跡の公園が今日のメイン散策場所、浦添大公園として広いエリアが整備してあった。駅から歩き遠景で眺めると、団体客らしい集団が見えたので、最近では観光地にもなっているのかな?と思いながら近づくと、城壁の発掘現場の整備をしている工事の方々だった。
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 12/11に、発掘現場説明会があるらしく、草木の伐採と足場の建設が進められていた。納得して頂上に登ると、やっぱり高校生らしき団体がいた、ガイドさんから戦争について話を聞いていた。説明内容は、ボソボソとしか聞こえなかったが、「ここは米軍と本土決戦に向け、地上戦で徹底交戦した場所」これが沖縄で、この事を覚えていて欲しい。というところは声を大に、力強く説明していた。手前に普天間の滑走路が見え、その向こうに嘉手納基地、遠くに読谷から残波岬灯台まで見える。
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 この高台からは、1945.4.1米軍が沖縄に上陸開始した現場が見渡せたのだろう、北側は急な崖になっているので、自然の要塞の如く日本軍は「前田高地」と呼んでいたそうだ。5.6ここは米軍に制圧されたと説明してあった。
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 自身は全く無知だが、2016年に映画化された「ハクソー・リッジ」http://hacksawridge.jp/で、この場所が映像化されている、それ以降、ここを訪れる人が増えたそうだ。
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 さらに進むと「浦添ようどれ」という案内板があった。ここは琉球王朝時代の墓だった、浦添出身のマスオさん王になった(尚寧)の家系の墓で、首里の王に出世したが、玉陵には入らず、本人の希望でここに眠っているそうだ。
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 尚寧(1589-1620年)が王様だった時代、豊臣秀吉から朝鮮出兵を強いられ、困難な対応から徳川の時代には薩摩に進攻され、浦添城も焼失、敗戦国の王様として江戸に出向き、途中、駿府城で家康にも面会している。長い旅路だったのだろう、往復安全に海を渡った技にも脱帽。「赤い屋根」というカフェは、各テーブルに蚊取り線香が立ち上り、屋根にはトカゲが登場する野趣溢れる店内で450円のスパゲティランチ。
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 浦添前田駅から安里駅に移動し、曇り空が広がる市内を散策しながら15時前に宿に戻る。
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 部屋の掃除は間に合っていなかった。ランドリー130分を済ませると夕刻となり、ステーキハウスで明日が期限のクーポンを消費、全38,000円分の消費見込みが立つ。店を出ると雨だった。

2022年12月6日(火)
 W杯vsクロアチア戦を見てから眠ったので、今朝はのんびりと部屋で過ごし、11時からのランチを目指して「カフェ万丸」に出かける。https://manmarunaha.wixsite.com/naha
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外国人観光客が大半だったが、気持ち良い時間を過ごす。バスセンターに行って瀬長島方面への路線を探すが見当たらず、悶々として時間を1時間過ごし、結局ゆいレールで、赤嶺駅まで移動し徒歩で瀬長島に行く。
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 景色の広がる海岸は風が強いが、半袖Tシャツでも心地よい。沖合に完成した那覇空港の滑走路の為、迫力のある旅客機の着陸シーンは見る事が出来なくなっていた。
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 島全体の観光化も進み、客室露天風呂付の温泉ホテルは人気の様子だった。ホテル前からバスがあり、那覇商業高校前で下車するとすぐに戻る事が出来た。@350円、無計画で出掛けるが市内放浪の旅を楽しむ。夕食は1Fレストランでパスタとポテト。無料のワインでご機嫌。
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2022年12月7日(水)
 今日は青空が広がったので、市内を歩いて散策する。港の「とまりん」を経由しておもろまちのりうぼう、サンエーに立ち寄り「ひがし食堂 Jr.」でランチ。
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 マンション化の進む町並みを見ながら、崇元寺石門に到着する。
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 そのまま散策を続けて宿に戻る。夕刻より、近くの福州園に行くが定休日、そのままマックスバリュ若狭店で夕食を買い、部屋で食す。

2022年12月8日(木)
 今日も青空だ、天気予報は曇りであるが... 到着日にフロントの男性が言っていた通り、沖縄地方の天気予報はあてにならない。冷房の利いた路線バスで「道の駅 かてな」を目指す。県庁前から28番バスで嘉手納町役場前で下車、2km程歩いて到着した。沖縄の空は、時々爆音に見舞われ、どうしても気になる米軍戦闘機の存在だが、見学している時は、音に対して事前想定が出来るので、この爆音は迫力がある。
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 到着して間もなくランチタイム、戦闘訓練もお昼休み...14時過ぎには迫力ある訓練が始まったが、既に道の駅を離れた。
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「道の駅 かてな」はリニューアル工事が終わり、新しく展望台が完成している。展望台の三脚使用禁止により、スッキリした感じである。
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 北谷のアメリカ村に行く、嘉手納空港への着陸機が頭上を通るので、ここでも近くに見る事が出来た。アメリカ村はクリスマス装飾が目立ちそれらしい風情があるが、昼間は修学旅行と観光客のお買い物で賑わっている。
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 週末や夜の飲食場所は、異国の雰囲気なのだろうか?想像は膨らむが、今は行きたいとは思えない。R58沿いの米国は、広い庭にイスとテーブルのある優雅な風景。基地から爆音と油臭を撒き、渋滞する道路と狭小住宅を金網の外に眺め、どんな気持ちなのだろうか?
 50年間を経ても、今なおこの風景は続くのだ。琉球王朝から日本、アメリカから日本。島は何も変わらないのに、周りの人間の愚かな事。それでも、そんな現実を目の当たりにして、自由に旅が出来る、今は平和な日本国。世界中もこのレベルになって欲しいものである。
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2022年12月9日(金)
 目覚めると予報通りの雨、このまま雨風の強い1日だった。2週間いるとこんな日もあるだろうと想像していたが、今日がその日になった。朝食のサンドイッチを求めて、コンビニまで3分出掛けた以外は、部屋に閉じこもり、TVとPCに向かいbedの上で過ごす、雨に濡れてまで、見て歩く気になれない事は老化現象ではないか?といつも思うが、そこまでして楽しめるスケジュールはない。よって入院生活の訓練の様な日となる。ランチはカップ麺、夕食は1Fレストランに行くが珍しく満席、あきらめて寝る。

2022年12月10日(土)
 天気予報の曇りは、快晴の時間帯も多く日差しは暑い。週末なので人々の集う場所を避け、近所の街並みを見て楽しんだ。ランチは教えて頂いた「ジョージレストラン」Bランチ+タコスも頂き腹一杯... もう食べられない状態になり、更にみんなが注文しているアップルパイが、焼き立てで登場。リンゴがザクザク入っていた。コーラも飲んで二人で2,650円、観光価格ではないレストランはありがたい。
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 那覇市辻、久米辺りは古い街から新しい街へ変貌の最中。人々の集う街には流行り商売があり、様々な時代があったのだろうと想像する。久米村(クンニダ)は琉球王国時代に、アジアとの交易により繫栄した場所らしく、渡来人との交流もあり、偉人も多く生まれているそうだ。14世紀の頃からタイやマレーシア、インドネシア方面まで行き来があったそうであるが、海を渡る技術はどこでどうやって得たのだろうか?そんな事が出来ていた人々が集っていたので、政治、経済、教育、文化など多岐にわたり活躍したのだろう。そんな場所だったので、那覇市と福建省福州市との友好により「福州園」という中国庭園が造られている。https://www.fksn-okinawa.jp/
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2001年には、福建省の省庁だった若き習近平もここを訪れていた。
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 新聞のローカル記事を見ていると「沖縄県道を銃やミサイルを持った米兵が、道に迷い15名ほど歩いていた。」という記事があった。珍しい光景だそうであるが沖縄のローカルには、信じ難い光景が今でも続いているのだろう。もっと全国記事で取り上げるべき事実ではないのだろうか?「おでん東大」の殺人事よりも、県道を銃やミサイルを装備して歩く兵隊がいる事の方が、重大な事件だ。と個人的に思う。
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2022年12月11日(日)
 今日は市内散策に出かける、旧海軍司令部壕のある公園の高台から市内を眺め、「おきなわ工芸の杜」まで移動すると、ウッドフェアなる催しが開催されていた。少しだけ見学し、隣の「沖縄空手会館」で空手そばでランチ。豊見城グスクは立ち入り禁止エリアになっていたので、仕方なく「漫湖水鳥・湿地センター」でカニとハゼを観察。
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 シオマネキの行動が愛らしい、そして動きに統一感があり、動く・止まる行動が一斉だ。目の錯覚ではないか?と思うほどにウジャウジャ動き、ピタっと止まる。天敵から身を守る行動なのだろうと思うが、どうやって連携出来るのだろうか。この連携行動を自動運転に取り入れれば、100台の縦列駐車状態から、先頭の車両と100台目が同時に発車出来るので、渋滞は無くなるだろう。
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 早めに宿に戻り、17時から1Fレストランで那覇で最後の晩餐、無料のワインはグラス2杯でボトル1本分、ご機嫌だ。

2022年12月12日(月)
 今日は帰る。昨夜のワインもすっかり抜けて、8時からCafe万丸さんでモーニングを頂き、10時過ぎにチェックアウト。予定もないので、とりあえず「アウトレットモールあしびなー」に行くが、閑散として盛り上がらず、隣のTOMITONは見る影もない。なので何もなく那覇空港に向かった。14:50発の高松空港行で帰路につく。上空から見る高松は、まだ紅葉が美しく、夕日に照らされた山々が神々しい。気温10℃の空気は気持が引き締まる。高松駅前で食べたうどんが美味かった、20時前自宅着。
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【旅】2022年11月20~26日 長野への旅 [【旅】2022年]

2022年11月20日(日)
 長野市を観光したいという事ではなく、娘が1ヵ月程の出張になり.... ならば行って見ようという事になり宿泊先を手配した。自宅から一気に長野市まで行くには、高速道路を利用する方法しかなく、つまらないドライブなので2日間掛けて長野市を目指す。折しも出発は日曜日なので、高速道路は30% OFFだ。備前ICから高速道路を利用し、播但道で和田山ICまで走る。昼食を済ませR9で福知山、R175で舞鶴大江ICを経由し、誰も走っていないガラガラ状態の高速道路を小浜ICで下りた。標高の高い位置から、紅葉する山と、遠くに若狭湾を眺める気持ちの良いドライブコースだった。「福井県立若狭歴史博物館」に立ち寄ると、月に1度の無料開放の日とのこと、有難く見学。若狭湾地域に多数ある仏像の展示と、その理由が解説してあった。そういえばこの地域の国道沿いには、多数の仏像案内看板を見かける。地域固有のお祭りの映像展示も興味深い、昭和の時代で終わってしまっている祭りもあり、豊かな暮らしが可能な第1次産業エリアを確立する施策が、現在の日本の最優先課題ではないかとも思う。
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「瓜割の滝」「道の駅 若狭熊川宿」を見学し、京に向かう鯖街道は1本だけではないことを知る。山深い街道も行って見たくなるが時間切れ、R27に引き返し敦賀から真っ暗闇のR8で福井平野に入り、武生駅前のホテルにチェックイン。
走行距離:374.6km

2022年11月21日(月)
 出発前に越前武生の町を散策。市役所、病院、ホテル、スーパーを駅前に集め整備されているが、少し離れると古い街並みを楽しむ事が出来る。高さのある建物は少なく、ホテル9Fの窓からは町が一望できた。「蔵の辻」エリアは観光地として整備され、京町には総社大神宮、越前国府の碑があり、周辺には多数のお寺があった。特に引接寺の山門は、大きく見応えのある彫刻が施してあり、歴史は知らないが、江戸時代には有り余るほど財があった地域だと実感する。
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町への興味は沸くが、今日は長野を目指して、幾つか峠越えをしなければならないので、9時前に出発した。6千円のクーポン消費とPayPayキャンペーン開催中の勝山市を目指す。大野市経由で向かう途中、お城と越前大仏という大きな建屋が目に付いた。http://etizendaibutsu.com/
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調べると個人のお金で建設した建物であり、その大きさにも圧倒される。しかしながら閑散とした状況から、現在ではその個人の思いは引き継がれている気配はなく、広い大仏殿にCDラジカセからのお経が響いていた。拝観料@500円は現金のみ、門前町まで建設されているが開いている店舗は見えない残念な状況。宗教法人ではあるが、この先残された建物の維持費用は相当な額だと想像する。世紀を超える事業計画は個人では困難である。
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虚しさを感じながら、ドラッグストアとショッピングセンターで無駄な買い物を済ませ、更に自身の行動が虚しくなった。しかしながら、通りがかった「食庵 おり田」で蕎麦ランチに大満足。チョコレートとのコラボが目新しく感心させられた。
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 R158で東へ、九頭竜ダム周辺は高速道路の建設現場だ、中部縦貫自動車道は、福井から松本市まで突き抜ける計画路線で、令和8年の開通予定。雪の季節を目前にして、今期最終追い込み中の現場なのだろうと想像する。油坂峠を越えると大きなS字カーブで下り、そのまま白鳥ICで東海北陸道を利用、高山市に入る。快晴の空に、遠く雪山が見えて気分高揚。安房トンネルを抜けて松本市に入ると真っ暗闇となり、松本ICから長野道で県庁前のホテルに18:30チェックイン。3泊18,000円分のクーポンを頂き、19,666円の宿泊費をカード決済、娘と長野駅近くの居酒屋で食す。
走行距離:343.9km

2022年11月22日(火)
 天候は下り坂であるが今日は曇りの予報。朝から青空も見える晩秋の長野市。休みの娘と9:00に合流し、3人で戸隠方面に出かける。「戸隠地質化石博物館」@200円は、旧柵小学校(しがらみしょうがっこう)の校舎そのもの。歴代使われてきた教材もそのまま展示してあった。骨格標本や水槽内の生物、化石の展示が無造作に置いてあり親しみのある博物館だ。こんな山の中で貝の化石を見つけたら疑問しかないだろう。どう考えても海中だったとは思えない高原地域である、校内に掲示してあった昭和時代の運動会写真には、200名以上の子供たちが運動場いっぱいに広がって体操をしている。50年前まで、この地に大勢の若者が居たのだ。戸隠は、海から山岳地帯に300万年で変化し、大勢の人々の暮らしは50年で変わった。この校舎はいつまでこの思いをつなげるだろうか?ロマンを感じながら、寒さに耐え見学させて頂いた。全国各地に廃校が増え、地域の避難所以外の利用方法に苦慮する中で、一つの答えかも知れない戸隠地質化石博物館だった。
http://www.tgk.janis.or.jp/~togakushi-museum/index.html
 大望峠展望台からのアルプスは望めず、戸隠そば「よつかど」で早めのランチ、戸隠神社、鏡池を見学し25年ほど前に来た風景と変わりはない。
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r36で野尻湖へ、季節柄だと思うが疲弊した湖畔と、乱立する別荘が目立っていた。誰も居ないので車窓から眺めてから、長野市内に向かう。R18→r37で平野部に下りた。夕刻から日暮れまで善光寺を散策し、長野駅前「そば亭 油や」で夕食、そば食の続く長野の旅。
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走行距離:102.4km

2022年11月23日(水・祝)
 出発と同時に降雨となり、終日冷たい雨模様。松代を経由して千曲市の長野県立博物館を見学する。展示内容は幅広い年齢層にもわかり易いが、記憶に残る内容が少なかった。動くナウマンゾウが目立つ。千曲市ではpay pay 20%還元キャンペーン開催中、対象店舗で、遠慮しながらBeerや酒を買うが喧嘩の元となる。姨捨山の棚田を車窓から眺め、石垣のない棚田は土地の有効利用という点で劣るが、こんもりした畔は、日本むかし話の様である。
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しかしながら、冷たい雨に寒さを感じ、ホテルに引き返してのんびりと過ごす。今夜は「長野えびす講煙火大会」だとローカルTV放送で、準備状態から盛んに中継報道をしていた。台風やコロナに影響で3年間は正常に開催されていなかったが、今年は雨天決行で9000発を打ち上げるとのこと。ホテルから打ち上げ位置まで3km程の距離であるが、雨も止まず、部屋からビル越しに見学した。想定外の音と規模に魅せられる。
https://www.ebisukou.kashiyo.co.jp/index.php
今年116回となる歴史ある花火大会らしさを感じ、得した気分でホテルで中華夕食。
 W杯カタール大会ドイツに逆転勝利、驚きと感動で眠れなかった。
走行距離:66.0km

2022年11月24日(木)
 今日は長野市を離れる、天候も回復傾向となり澄んだ空気が気持ち良い。8:50出発、R19で道の駅に寄り道をしながら、生坂村から峠を越えて、池田町経由で松川村に入る。
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用事は無いが村役場に行って見ると、岡山でも見慣れたデザインの「岡本太郎氏」の壁画があった。長野の峠はどこも険しい、学生時代に自転車で旅をした時、長野の峠を幾つも登る度に、10ccでもいいので、このチャリに原動機が欲しい...と恨んだ事を思い出す。
今では楽々くるま旅になったが、すべての峠を走破した、あの頃の体力が羨ましい。
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 雲の間に雪山が少し見える景色の中で「大王わさび農場」を見学。最澄と空海がいた延暦の頃、「魏石鬼八面大王:ぎしきはちめんだいおう」という強い人物がここを治めていた、全国統一を目指した大和朝廷と戦い戦死、あまりに強かった為に、生き返る事を恐れた朝廷軍は、体をバラバラして埋め、その胴体を埋めた場所がここにあるそうで、大王という名がついていると説明看板があった。
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VAIO(株)前を通過し、リンゴ畑と田園風景を通り抜けて、洗馬(せば)からR19で木曾街道に入る。奈良井宿を見学し木曽福島の宿にチェックイン、湯と食を楽しんだ。
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走行距離:150.4km

2022年11月25日(金)
 今日は帰る日だ、けれども木曾街道への興味は多く、快晴の天気予報。
寝覚ノ床を見学し、遠くに見える山々が白く、安曇野に戻りたい...という気持ちになるが、自宅までは距離があり仕方なく南下。道の駅でクーポン券を消費して、大桑村の恋路峠から山を眺めた。
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さらに南下、何も知らず「福沢桃介記念館」という福沢諭吉の娘婿の記念館を見学する。入館料@500を「山の歴史館」で支払うと、ここはケンポウであり、妻籠宿にあった営林署の出来る前の組織の建屋を移築した館で、木を伐採した者を取り締まる為の牢屋もある。と簡単に説明してくれた。それよりもケンポウ【県宝】という言葉が初耳で、聞き返してしまった。これから来客があり十分な案内が出来ない、と申し訳なさそうだった。暫く見学していると、関西電力の名札を付けた数名の団体が、ハイヤーでやって来た。関西電力の方々の接待見学会かな?と想像したが、ここは木曽川、しかも長野から岐阜、名古屋方面に流れている川なのに、なぜ関西電力なのか?自分のいる位置の日本地図が歪んで感じた。電力会社の合併と再編成により、木曽川の水力発電所は関西電力に受け継がれたらしい。
 団体の皆様と一緒に説明をお聞きください。と案内されたのでついて聞く。
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大正時代に木曽の山中にあったこの洋風建築は、福沢桃介と貞奴の暮らした別荘でもあったそうだ。桃介(旧姓:岩崎)は、足が速く、慶應義塾の運動会で活躍した事で、福沢夫人の目に留まり、次女:房と婚約。
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卒業後アメリカに2年半留学。帰国後に結婚し北海道炭礦鉄道に入社するが、結核を患い、病床で株式投資を学び、元手を得て投資家として成功、その後は紡績、鉱山、ガス、電力等の事業経営者となりこの木曽川の水力発電所建設に関わっていた。
貞奴はオッペケペー節の川上音二郎(中州川端通商店街に像)の未亡人、日本人初の女優。
https://www.sadayakko-kakamigahara.com/
学生時代の恋仲だった二人が出会い、ここで暮らしながら、ビジネスパートナーとして水力発電事業に関する政治家、実業家、外国技術者へのおもてなしをしていた別荘だったと説明を聞く。
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見てはいないが、1985年の大河ドラマ「春の波涛」で映像化されている。「桃介橋」という橋が近くにあるらしいので、退館後に見渡すと、到着前にR19で、くぐり抜け橋だった。無知とはこの様なものだ、何も知らず通過するのみ...
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 大正11年(1922年)に完成した全長247mの吊り橋は、用地買収が難航した為、最も川幅の広い位置にわざわざ建設し、当時の国内最大の吊り橋にして、自身の名前をつけた。優秀な外国人技術者を、多数抱える技でもあった様だ。「足が速い」というだけの得意技だが、場を得て披露する事で、その後の人生が変わって行くドラマチックな話だ。しかしながら、事態の真っ只中では、武闘派の真剣勝負だったと想像する。成功したから現在では美しく紹介されているのだろう、が...あっぱれな人生だ。
 妻籠宿を通過し、馬籠宿に立ち寄り蕎麦でランチ、5日連続のそば食を締めくくる。
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中津川ICから高速道路を利用し自宅へ向かう。途中の渋滞を避ける為、養老SA、多賀SAで時間調整、渋滞解消後に京都を通過し、更に時間調整をして岡山ICを0:15頃通過、高速道路料金30%OFFで0:24自宅着。
走行距離:499.4km
全移動距離:1536.7km 消費燃料:79.97L 燃費:19.21km/L

【旅】2022年11月14~16日 山陰の旅 [【旅】2022年]

2022年11月14日(月)
 特別な目的は無いが「全国旅行支援」の特典を利用するために「寒い日の温泉」「カニの季節」という理由で、以前より予約していた宿を目指す。自宅発9:30、ノンストップで鳥取の賀露港を目指していたが、トイレ休憩で奈義町の総合運動公園に立ち寄る。一組の利用客がいたが、広い施設はほぼ無人状態。アナウンス施設もある整備された野球場。6面のテニスコート。スケートボード場も新設されていた。この閑散とした状況からは、いったい誰が使うのか想像がつかない。しかしながら整備された施設は地域の誇りであり、スポーツ文化向上には必要な場所だ。私の幼年期には、稲刈り後の田んぼが、唯一の運動施設だったような気がする。野球のゴロ処理は稲の株に当たりイレギュラーボールしかなく、サッカーボールは、まっすぐに転がる事は無かった。野球もサッカーも世界レベルになったのは、子供の頃から施設が整備されているからだと確信する。そんな事を思いながらトイレを借り、奈義町総合運動公園に感謝して立ち去った。黒尾峠の紅葉が美しい。智頭から無料の高速道路を利用し、鳥取西ICを経由して賀露港到着、松葉ガニとの対面を果たす。が…カニは食べない。売っている松葉や親ガニを見るだけで十分。昼食は煮魚定食(鰈)を食し、隣席の焼きガニ、カニスキの香りを楽しみ十分満足した。「とっとり賀露かにっこ館」で魚やカニを見学し、少し波のある日本海を眺めてから、永楽温泉「温泉旅館 丸茂」にチェックイン。
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7年半も鳥取市に住みながら、入ったことのない場所だったが、「全国旅行支援」のおかげで利用する事が出来た。源泉52℃のかけ流しのお湯は素晴らしい。
中庭に向いた各部屋からは季節感のある庭が見え、鳥取駅や繁華街に近いとは思えない温泉旅館の風情だった。夕食は6千円のクーポンを使い、酒と魚を頂いた。焼き親ガニの内子と外子を食し、大満足の鳥取の夜。
走行距離:147.9km

2022年11月15日(火)
 昨夜の大満足から、そう長くは記憶がなく爆睡した模様である。寒くて目覚め、布団に潜り込んで体が温まった頃、朝風呂に向かった。2名の先客あり、同じデザインの旅館の浴衣は、少し紛らわしいなぁ、と思いながら、そそくさとお湯に浸かる。「あぁ…」
 気が付くと、私だけになっていたので、のんびりと永楽温泉を楽しんだ。ここまでは普通だったが、風呂から上り、脱いだ浴衣の場所に行くが衣類が無く、隣に見知らぬ下着と浴衣...しかも、私は使わない丹前まで揃っている。こんなこと本当にあるのか?暫く待ってみたが変化なく、見知らぬ下着を身に着ける訳にもならず、仕方なく浴衣だけ羽織って部屋に戻った、被害パンツ1枚の窃盗事件。そして朝食時間となり食堂に集う、この中に私の下着をつけた犯人のオヤジがいると思うと、何故か親近感を覚えた。今夜、市松模様(黒×緑)の私のパンツを脱いだ時、間違いを知った時、犯人のオヤジは何を思うだろうか? 脱衣所に放置された下着と丹前を見て、旅館の人は何を思うだろうか?想像すると面白くて仕方ない。夫婦で大笑いして楽しくチェックアウトした。
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 鳥取砂丘、らっきょ畑を見学し、樗谿公園へ周遊した。江戸から明治、大正、昭和、平成、令和と時代が進んでいると実感出来るほど「鳥取東照宮」の荒廃が見られた。昨日訪れた鳥取城跡も同様であるが、人が訪れない場所には、野生が戻ってくる。先ほどまでここにいた、イノシシの痕跡は蹄の後も生々しく、熊出没の注意看板も新しい。ひっそりした森の中、キツツキのドラミングが響いていた。
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県庁から500m範囲内で、野生観察ができる自然豊かな鳥取市だ。車窓から県庁から駅までの商店街を眺め、23年前の記憶と変わらぬ風景は懐かしく「吾妻そば」で昼食にした。とろっとした食感の出雲そばは、今でも変わらない味。11時開店に合わせて入店したが、店を出る頃には満席になった。記憶ではニコニコした高齢のばあさんがいたが、既に13回忌を過ぎたそうだ。引き継がれ、歴史を刻む商売に感服。オリジナルで美味い食べ物は、経済がメタバース中心の時代に変わっても、人間が動物でいる限り、食を楽しむ需要は変わらない。また食べたいと思いながら店を出る。
 徳吉、商栄町、千代水と町を眺めて、今夜の目的地(松江市)に向かう。23年前には無かった自動車専用道路は、あっという間に気高町に抜ける。途中の田んぼに多数の白い物を発見。Uターンして引き返し、接近して観察すると白鳥だった、越冬組が到着したのだろう。戦時下の国から検査なしで越境させても大丈夫なのか?危険性はないのか?野生だと思っていたら兵器かも知れない、そんな事をも発想する様な時代...
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 気が付くと松江市に到着、宍道湖の見える部屋にチェックイン。晴れから雨へ、目まぐるしい天候の変化は冬の山陰らしい。喫茶店MGで夕食。
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走行距離:184.9km

2022年11月16日(水)
 冬型の天候ではあるが、午前中の松江市内は穏やかな晴れ間ものぞく。出発前に松江城周辺を散策、紅葉が風に舞い晩秋の風情を眺めた。
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ホテルを出発して、クーポン券を消費するためにイオンで生活用品を購入するが使いきれず、カレー屋さんでサラダ付きの贅沢なランチを食すが、まだ千円分が残る。途中の道の駅では使えず、境港に行く手前の大根島のスーパーで消化した。
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クーポン消費で疲れてしまい帰路につく。伯耆溝口から降雨となり、薄暗い天候の根雨を経由、R180で明地峠を越えると気温は8℃、新見の町に入ると、西日が差していた。自宅着18:30

走行距離:363.9km
全移動距離:548.8km 消費燃料:26.86L 燃費:20.43km/L

【旅】2022年10月12~20日 四国周遊の旅 [【旅】2022年]

2022年10月12日(水)
 10:00出発、娘を乗せて高知に向かう。水島ICから高速道路へ、坂出北ICで降りてうどんランチ。R11を走り、さぬき豊中ICから高知ICまで高速道路を利用。道路の整備はありがたく、あっという間に高知の街中に入る。長い年月を経て瀬戸内海に橋を架け、四国山地にトンネルを掘り、こんなに早く岡山から高知に移動する事が出来るようになった。現在の私たちは、とても幸せな車移動をさせて頂いている。苦労した先人に感謝をしつつも、この橋やトンネルを後世に維持するコストは、誰がどのように負担していくのか?100年後の世界にもこのままあり続ける事が可能なのだろうか?と少し案じてしまう。地方の人口減少は、何もなければ20年先には半減するだろう。40年先に、地方の人口は増加に転じるのだろうか?60年先にはどうなるのだろうか?地方自治体は正確に人口動態予測が出来ていて、必要な公共工事を進めているのだろうか?技術が進み。車から車輪が無くなったら現状の道は必要なのだろうか?疑問は次々と思い浮かぶが、誰も正確に答えられない事ばかりである。
 メタバースと呼ばれる仮想空間の中で、経済活動が進む事に対応する公共事業が必要なのではないだろうか?明確な未来を予測し、これはいい!と思えるサービスや技術開発を、具体的に表現できる人が現れ、遅れた日本を引っ張る指導者がこの国の総理になるべきである。意見を聞くことは必要であるが、自身のビジョンを持ち、強引にでも新たな常識を切り開く事が、今の日本に必要だと、旧態依然とした道路工事や整備事業を眺めて思った。給付や補助、支援では何も生まれない。
 と... 自己中な事を記しながら、10/11から始まった全国旅行支援を利用し、四国周遊を楽しませて頂く、夕刻より中華料理「華珍園 別館」で美味しい料理とお酒を頂く、感謝。
走行距離:172.4km

2022年10月13日(木)
 9:00から3家族2台でドライブに出かけた。四万十川を周遊し、食べ物とは知らなかったイタドリを食し、ショウガ畑を眺めながら透明な水が流れ、ごみの少ない河原に少々違和感も感じながら川風景を楽しむ。名の知れている「ダバダ火振」の製造元(株)無手無冠はこんな場所で、コンパクトなサイズで営業されていて驚く、今年1月にも通過した場所であるが知らず、分からず、通過していた。岩間沈下橋を車で渡る。
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平日であるにもかかわらず他県ナンバーの車も居た。週末や行楽連休には、すれ違いも出来ない橋で、どんなことか起きるのか観察してみたい気になる。四万十市を経由し「道の駅 ビオスおおがた」で休憩、水車亭に寄り、R56と高速道路で高知市へ戻る。
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 18:00~高知の食材を沢山頂く、柑橘系の香りとカツオ、長太郎、四方竹、ウツボ...そして高知の酒に溺れる。周りの方々には大変ご迷惑でしたが、今日の私はとても幸せでした。ありがとうございました。
走行距離:266.9km

2022年10月14日(金)
 昨夜は、プロ野球のクライマックスシリーズを最後まで見届けず爆睡。しかしながら早朝から酒もスッキリと抜けて、青空の広がる清々しい空気と気分である。今日の予定は何もない、とりあえず予約した宿に向い、R56を西に進む。土佐市でショウガの畑を観察、根元に霧吹き状の消毒らしき作業、収穫用のカゴが、いたる所に配置されていて収穫時期が近い模様。途中で梨の直売所があり立ち寄る。須崎で鍋焼きラーメンでランチを済ませ、無料の自動車専用道路を南下。途中、ナビ画面に「ヒロハチシャノキ」という天然記念物マークを発見して立ち寄った。
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四万十川の河口となるエリアに宿泊、青い空と海が印象的なエリアだ。
走行距離:121.3km


2022年10月15日(土)
 頂点にいるオリオンを眺め、温泉に浸かり、太平洋から登る朝日を眺めた。澄んだ空気を感じられる四万十川河口エリアだ。
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朝食を済ませて、旧中村市(四万十市)の街中に向かう、高知県の西部には、四万十という名前の町と市があり、なんだか紛らわしい。個人的には中村市という表現の方が、地理上のこのエリアだとハッキリ認識する事が出来るが、我が年齢層だからだろうか?しかしながら、駅名称は「中村駅」、警察署は「中村警察署」と表記してあった。四万十市という名称認知に、少し隔たりを感じられる。R321で土佐清水市を経由して、ジョン万次郎生家を訪ねて見るが誰も居ない。鰹節を燻す香りがする漁村だった。「ジョン万次郎」大河ドラマ化を推すノボリが立っている以外は、観光地らしさが無い心地よい空気だったが、少し暑い。足摺岬に到着するが暑さは増し、散策すると汗が止まらない。
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海岸線の美しい竜串海岸も、車窓から眺めるだけで通過。気温28℃であるが、太陽光線は強く、真夏のドライブ状態だった。宿毛市「椰子の湯」で入浴、寝床をセットして「道の駅 みしょうMIC」に向かう。
走行距離:165.0km

2022年10月16日(日)
 昨夜は20:00頃に就寝したが、1匹の蚊に何度も起された。耳の周りで聞こえる「ぷぃ~ん」という音には、何故こんなに反応するのか?自身の顔や耳を叩き目覚める。これでやっつけた!と寝るとまたやって来る。野宿に殺虫剤は必需品である。蚊さえいなければ快適な車中泊だった。
 6:30起床7:10出発、愛南町外泊の「石垣の里」に行く。小さな石を積み上げた石垣は半島の北側斜面にあった。まあこんなものか?
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と見て回ったが、麓の「休憩所しおかぜ」に立ち寄り、昭和の時代の写真を見て驚いた、斜面の山頂近くまで石垣が続いている。これは凄い!残せば世界遺産にもなるほどの石垣だった。
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現在、残った石垣の上には、崩れ行く空き家もあり、昭和の写真と比較すると、1/3程度はあるのだろうか?生活に必要のない物は、消えて行くのが常ではあるが、驚くような光景を人力で作った物は何とかならないものか?と個人的に思う。港から石垣を撮影して、足元の海を見ると、底まで透明で、熱帯魚(青い魚)やテーブル型サンゴが見えた、イカの群れや縞模様のイシダイもいる、しばらく眺めて港の海に感動した。
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岬を巡り、誰も居ない、誰も住んでいない(住んでいたらごめんなさい)半島の「高茂岬:こうもみさき」に行く。
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10月であるが桜も咲き、美しい海と空と断崖の景色が続いている。そういえば、四万十川流域から高知南西部には桜がいたる所に咲いている。春の様な満開ではないが、白く目立つ木もあり、ボケ桜の開花?と表現する状況ではない。夏の様な日差しの中で、塩害による枯葉の山を背景に、桜が咲いている。そんな感じだ。私の住む場所とは季節感が異なり、異国を感じる事が出来る。
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 高茂岬には戦時中、海軍呉鎮守府所属の高茂衛所があったそうである。豊後水道に侵入する敵艦船に備え、海中には600キロの設置機雷72個を敷設、終戦前は60キロの触覚機雷4800個も投入し、海底には6基の水中聴音機を備え付けていた。と案内板に記してあった。戦時中の太平洋側の国防施設はどこも規模が大きい。整備された駐車場、トイレ、遊歩道あり観光化も進んでいるが、いったい誰が使用するのだろうか?
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r34→r300と走り、「道の駅 みしょうMIC」に戻って、2Fにあるアンベールでモーニング。宿に泊まると経験できない時間帯を楽しめた。R56を北上しながら、途中r287で海岸線を走る。透明な海に興味は尽きないが、溜まった洗濯物を宇和島で整理して、宇和島城見学に出かけたが、城の手前の「城山郷土館」を見学、油屋熊八さん「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」というキャッチを考案した人がこの地の出身だと知る。別府駅前の像が印象的である。そんな事をしていると、コインランドリー仕上がりタイムとなり引き上げる。「道の駅 うわじま きさいや広場」は駐車場満車で賑わっていた。宇和島市営闘牛場の看板があったので行って見る。
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丸山公園の一角にあり10/23に闘牛があるそうだ。興味津々であるがそこまで滞在はできない...15:00チェックイン、暫く休憩し駅前商店街を散策するが、日曜日は定休日が多くシャッター通り状態。幅広く明るい商店街はガラーンとしていて残念。クーポンも使用できず引き上げる。夕食でクーポン全額消費、飲酒爆睡。
走行距離:110.9km

2022年10月17日(月)
宇和島の朝は天気予報通りの雨。月曜日の朝らしく、宇和島駅には通学の高校生が目立つ。今日は久々に雨のドライブ、高速道路をのんびり走って伊予ICへ、R56→R196を北上し「道の駅 風早の郷・風和里」で休憩し今治市へ至る。瀬戸内海上空には、雲の切れ間から青空も見え始めていた。目的地でコシヒカリを下ろして任務完了、ご夫妻とランチ(焼豚玉子飯)。店舗前には行列が出来ていたが、席も多く、回転も速く、待ち時間極小で頂いた。
http://www.hakurakuten.net/
甘いタレ味と玉子、焼豚が美味。少々食べ過ぎた...
 前回訪問時、閉まっていた「日本食研世界食文化博物館」のお城に行って見たが、見学は週末と祝日のみだと断られる。残念...R317で水ヶ峠を越えて道後温泉に向かう。想像以上の渓谷に、四国の山らしさを感じさせてくれる。道後温泉本館が派手になっていた。2024年20月20日まで営業しながら工事中、20億7144万の工事金額だと記してあった。今しか見られない光景に納得。早めに夕食を済ませて眠る、疲労回復。
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宿泊先:道後hakuro
走行距離:186.0km

2022年10月18日(火)
 快晴らしく強烈な朝日を浴びて目覚めた。今日は砥部焼見学に行く、以前通過した時、道路の中央分離帯に壺があり、なんだか気になっていた。砥部焼伝統産業会館では、神事が行われていたが詳細不明。有料エリアを見学したが2Fは展示入れ替え中で、見ごたえは少なく残念。神事に参加するスタッフのバタバタが楽しめたので納得して後にする。「砥部衝上断層」を見学した。
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これが中央構造線の露出だそうである。想像通り、見ただけではよくわからない、説明ボードを見ると、断層場所は見えるがこれ自体の理解は難しい。もっとわかり易い説明はないものか? 私が無知なのか?
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 「トベ-トウカイドウ」はわかり易い表現。R379で「山のレストラン ひろたの森」まで行きパスタランチ、雑多な店内だったが、山間の静かな環境は落ち着く。午後からは松山城見学、二の丸から登り、ロープウェイ山麓駅に歩いて下りる。
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20年程前に来たことがあったので、見覚えのある風景だった。麓は観光エリア満々で、昨夜の道後温泉と合わせて人気観光地を楽しんだ。夕刻からは繁華街で飲食、美味しく頂きました、パラゴンD44000にもまた会えました。終電無くなりタクシー帰宅、感謝。
宿泊先:道後hakuro
走行距離:67.5km

2022年10月19日(水)
 今日は、西条市までの移動なので、R11をのんびり東へ移動する。途中の東温市に、斜面に広がる田園風景を見つけて、そのエリアに登ってみた。
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区画整備された棚田には石垣は少なく、四角い田畑が整然と並び、わが田舎とは異なる近代的な農村風景だった。遠くに松山の平野が望める農園別荘の佇まい。最上部には「白糸の滝」なる表示があり、薄暗い森林の渓谷に少々ビビりながら見学した。何かが現れそうで早々に退散。ナビを見ると、この山の上が久万高原だった。
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道の駅併設の「石鎚山ハイウェイオアシス」で弁当ランチ、巨大なモンベルアウトドアショップが異様。通りがかった石鎚神社を参拝して、西条市のホテル16:00チェックイン。連夜、美味しいお酒を頂きました、感謝。
走行距離:84.4km

2022年10月20日(木)
 今日は帰宅の日。しかしながら快晴の空に誘われてR194で寒風山トンネルを超える。と...紅葉のもみじを背景に、満開の桜が迎えてくれた。やっぱり高知県は春模様だ。
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そのまま南下し「633美の里」という意味不明な道の駅に疑問を感じて立ち寄った。ムササビの生息エリアらしく「むささびのさと」と読むらしい、いの町のR194とR439が交わる場所なので、194+439=633だと説明されていた、なるほど...
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「にこ淵」という場所の紹介も記されていたので行って見る、想定以上の見学者がいて驚いた。写真力、映像表現力の影響なのだろう。
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上部の「グリーンパークほどの」にも行くが、整備されたキャンプ場には誰も居ない。更に驚いたのは民家があった。廃屋もあるが生活感のある民家がまだまだ上にある様だ。興味は沸くが申し訳なく思い引き返す、反対側の谷から望むと、あちらこちらの山の斜面に民家が見えた。山深いエリアである。
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また来ようと思って帰路につく、休暇村瀬戸内東予から海を眺め、今治からしまなみ海道経由で帰宅。
走行距離:286.5km
全移動距離:1460.9km 消費燃料:82.59L 燃費:17.68km/L

【旅】2022年10月3~ 山梨県北斗市へ [【旅】2022年]

2022年10月3日(月)
 9:40自宅出発、R2を東へ向かい1時間で県境を越える。太子町でランチを済ませて、姫路バイパス、加古川バイパス、明石、神戸、尼崎と一般国道を茨木まで走る。夕刻となり道路も混雑気味なので、茨木ICから京都東ICまで高速道路を利用して、琵琶湖畔には明るいうちに到着した。今日は車中泊なので、明るいうちに場所と寝室を設定してから、風呂と夕食を探すこととした。近くのお風呂を探すと「容輝湯」という趣ある銭湯があった(@450円)
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17時過ぎなのでほぼ貸切状態で利用する、30分優雅な時間を過ごして、上がる頃には6,7人の入湯者あり。狭い路地ではあるが駐車場も3台完備され、旅人にはありがたいお湯だった。感謝の気持ちもあり、牛乳や飲料水も飲もうと思っていたが、来客も多くなってきたのでそのまま退散。ファミレスで夕食を済ませ「道の駅 草津」で21時就寝、1:30に蒸し暑くて目覚める。
走行距離:268.9km

2022年10月4日(火)
目覚めてから、窓を2cm程度空けて眠ると快適だった。5:30起床、東の空が薄明るくなってきたので、混雑の無い時間帯に距離を稼ぐ為、5:40出発。彦根まで湖畔を走り、R21で関ケ原(朝定食)、大垣、各務原、美濃加茂とナビの言われるままに一般国道を利用する。土岐市で疲れて来たので、目に付いた「土岐市美濃陶磁歴史館 @200円」に立ち寄る。隣には「織部の里公園」として登り窯の跡が整備されていた。江戸時代の前から、この地で陶磁器が作られ、京の都で必要とする、流行する器をマーケティングしながら各窯が製造していた。と紹介されていた。登り窯の技術は唐津で習っていたそうだ。
そんな所を見学しながら休憩し、本日の目的地:沢渡を目指す。沢渡には目的は無く、上高地に行くわけでもないが、涼しい所で温泉に浸かり、しかも安いという宿だったので予約した。到着すると1泊3,000円と大きく表示されている。じゃ〇んでは3,630円だった。気温22℃で心地よい。
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走行距離:305.1km

2022年10月5日(水)
 自ら開けたはずのない襖が開いていて、中に布袋さんが居たり、大きなクモが出没したが、気持ちよく寝た。段ボール箱に置かれたテレビもあり、第一印象よりも想定外に快適な宿だった。しかし長居する必要もなく7時過ぎには出発。乗鞍高原へのPまで行く、マイカー規制となって始めて来た「車中泊禁止」の看板が目立っていた、残念な気持ちで引き返す。奈川渡ダムに立ち寄り、松本市に下りた。
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リンゴの季節なので道の駅で購入、五一ワインに寄る、今年は原材料が少なく1升瓶の出荷はできない。という言葉に踊り6本の箱買い。R20で諏訪市に入り、諏訪神社参拝、岡本太郎揮毫の「万治の石仏」碑を発見し、興味を持ち拝見する。
http://www.town.shimosuwa.lg.jp/www/contents/1001000000750/index.html
「おんばしら館 よいさ」@300円を見学、他に人は無く専属で説明を受ける。今年が7年に1度の「御柱祭」だったそうであるが、木落は中止したそうだ、残念。コロナ以降、団体客もなく説明する方も個々人に話すだけだが、興味のある方々が来場されるので、質問も多く対応が長くなるそうである。地元の方には自慢のお祭りで、みんなの参加型が支持される最大の理由だそうだ。
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もう少し見たいが時間も迫り出発、諏訪ICから小淵沢ICまで高速を利用し、「清里の森」I氏邸に行く、想定よりも別荘地だった。田舎の生活感がない、静かな非日常である。夕刻からWのI氏と鍋で飲んだ。時間を忘れて飲み過ぎた...  美味かった、感謝。
走行距離:148.1km

2022年10月6日(木)
 朝から酔っている... カレーランチを済ませるまでは気持ちよく昨夜のままだった。気温6℃、15時にWのI氏と別れて帰路につく、諏訪市に入り240円の温泉があったことを思い出して立ち寄る。暑めのお湯で気持ちよくなり、明るいうちから諏訪神社のPで寝てしまった。目覚めると日付変更時刻。神社のトイレに行くが施錠されていた。なので「道の駅 小坂田」まで移動。さてどうする...
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走行距離:55.8km

2022年10月7日(金)
 夜の移動は極力避けたいが、一定時間眠ってしまったので、これ以上眠れず。松本を経由して糸魚川に6:30到着した。当初はここまで来てから宿泊予定だったので、スケジュールは追いついた。白馬から降り出した雨が本格的になって来る。6年前の大火の時に、心ばかりの寄付をしたので町の状況が気になっていたが、駅前は美しく再生され、新幹線の駅になっていた。暫く休憩してR8を南下する。気温は一桁から12℃になった。先週、山口県の萩城で合唱していたセミは大丈夫なのだろうか?季節はいきなり冬の様相である。ナビに言われるままに親不知、富山、石川、福井と走り夕刻になる。明るいうちに寝床を作り、ココイチで夕食、近くの「道の駅 河野」に行くが、パーキングは狭く、満車状態。仕方なく敦賀市を一気に抜けて「道の駅 おばま」へ。これだけ国道が整備されているのに、高速道路は必要なのか?未来の維持費は大丈夫なのか? 余計なお世話を思いながら19:30到着した。すぐに爆睡したが、車が揺れる風雨で何度か起こされる。竜巻でも来たのか?と思える程、静かな環境から一転して、暴風雨状態。冬の山陰だと思えば想定できるので、冬型の天候なのだろう。車内締め切り状態で快適な眠りだった。気温13℃
走行距離:472.0km
車中泊経験値:?

2022年10月8日(土)
 4:05起床、トイレに行くと駐車場は車中泊の車で3割程度埋まっている、今日から3連休なので、こうなるのか?4:20出発、R27で舞鶴、R175で福知山、R9で和田山に到着する頃に夜明けとなる。朝飯にしようと外食店を探すが全て閉店、すき屋も閉まっていた。仕方なくコンビニでパン食。寝床を片付けて暫く休憩、今日中には家に帰る。姫路市安富の田んぼの片隅で休憩して14:00帰宅
走行距離:288.3km
全移動距離:1538.2km 消費燃料:75.83L 燃費:20.28km/L

【旅】2022年9月26~30日 広島から福岡へ [【旅】2022年]

2022年9月25日(日)
 昨日から2日間かけて、令和4年米300kgを精米し、29名分・54個口の小口に分けて、計294kgの新米を車に詰め込んだ。更にサツマイモも少々... 精米代3000円と袋代4000円=7000円程度の赤字であるが、食べて頂けるだけで幸せである。また「新米配達」という、久々に使命を持った旅になるので、楽しんで来ようと思う... 道中安全祈願。
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 尚、玄米の重量で注文を受けてしまいましたので、白米への精米で10%は糠になってしまっております、説明不足ご了承くださいませ。玄米でご注文頂きました方には重量通りです。
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2022年9月26日(月)
 早朝から最終の積み込みを終えて、6時にはスタンバイ済み。あとは「ちむどんどん」を視聴して、健康診断の為に病院に行くだけだ。9:30病院到着するが10時まで待機となる、尿検査では10cc程度しかこぼれず、紙コップをそのまま放置したが問題なし。10:40にはすべて終了。病院は商売上、健康人を病人にしたがるが、私は健康だ!と言い張り、面倒な検査はパス。
 自宅に戻り11:00出発した。岡山IC~福山西ICまで高速道路を利用(2,110円)尾道でランチを済ませてR2を西に向かう。東広島の台地に上がり、三永から阿賀へのバイパスで、一路音戸を目指す。15:10音戸着。20kgの米を下ろし、広島に向かい、中島町16:10到着。E氏に運搬して頂き、集金業務も完了済み。お心遣いありがとうございました。放浪人としてはこのビルの6Fを、暫く浮遊してみたいが... 叶わず16:50退散。イモ(紅はるか)を放置して、河原町のホテルにチェックイン。いつもの「さざんか」で酒におぼれる。18:40出来上がり。19:00から爆睡準備。
 本日、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました、おやすみなさい。
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走行距離:216.0km

2022年9月27日(火)
 8:30出発、R2で福岡に向かう。降り出した雨が徐々に強くなり、山口県境からは薄暗い状況となり、雷雨が強くなった。本日国葬儀の主の地元なので、大荒れの天候なのか?TVでは、朝の情報番組が終わると、山口の民放3局全て県議会の録画が放映される。異様な雰囲気を感じながら「道の駅 ソレーネ周南」で休憩し、下関市まで一気に走る。長府を過ぎた頃、西の空に青空も見えて来た。国葬儀のLIVEを視聴しながら、北九州の街を走るが渋滞も多発、なので小倉南ICから大宰府ICまで高速道路を走る。予定時刻に間に合い、予定通り宿にチェックイン。福岡で広島のお好み焼きを食し1日を終わる。
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走行距離:293.8km

2022年9月28日(水)
 今日はコメの配達だ。まずは西区へ、そして支社へ、ストアへ、スタジオ.COMへ、予備で持ってきた20kgの米を精米する為、志免まで行き10kg×2袋を購入しスタンバイ、18時に指定された「バーHalu」に配達して予定終了。そのまま「バーHalu」さんで米を炊いてもらい、美味しいお酒を頂きました。幸せな時間をありがとうございました。代行でホテルに戻り爆睡。
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走行距離:91.4km

2022年9月29日(木)
 9:00出社。最終の集金をさせて頂き、南区平和に配達。ストアに戻りメンバーと志賀島方面に向かう「INN THE PARK 福岡」で、最後の米の配送を終えて帰路につく。とりあえず、R3で下関まで走り、小月ICから高速道路を利用、今朝予約した萩のホテルで、最後のエリア割の恩恵に与る。
8,100-3,000(割引料金)-4,000(現地クーポン)=1,100円で朝食付き。
快晴の萩市内だったので、隣の東萩駅に行って見る、駅員を含め人影は無く、無人化されている様子だった。萩市内の一番大きな駅だったと記憶しているが、地下歩道も整備された駅前広場には、疲弊感が漂う。
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昭和の末期、毎週このエリアに通い営業をしていた。当時と比較すると道路の整備は格段と進んでいるが、観光化されていない駅や町並みは、そのまま放置されている。旧道をたどれば懐かしい景色が見られるが、道路の変更は記憶を分断してしまう。路肩に営業車を放置しては、ルート営業を続けていた日々が懐かしい。
走行距離:163.8km

2022年9月30日(金)
 「ちむどんどん」最終回を視聴して出発。4,000円のクーポンを消費する為、萩城に行くが消費するところは何もない。朝からセミの合唱が始まっていた、もうすぐ10月なのに...
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道の駅開店時刻まで散策して調整。今日は、気持ちよい快晴の空と穏やかな海。少々遠回りになるが日本海沿いを走って岡山に帰る事にする。ランチは江津市郊外、松川町市村にある「やま茶屋」ふるさと定食600円。
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「道の駅キララ多岐」で休憩し、鳥取県倉吉市から人形峠を越え、津山経由で自宅着19:00。
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走行距離:449.6km
全移動距離:1160.6km 消費燃料:68.15L 燃費:17.03km/L

【旅】2022年9月21~22日 大阪 [【旅】2022年]

2022年9月21日(木)
 岡山駅発12:20の高速バスで大阪駅に向かう、目的は新米の配達である。大阪経由で清里まで予定していたが、台風もありスケジュール遅れで断念。
 バス旅は、大阪往復6千円という価格が魅力であるが、バスならではの景色も興味深い。乗り込み時には女子大学生?がチケットを確認し座席のシートを案内してくれていた、と思ったらそのまま運転席に乗り込み出発した。Nice Driving
 岡山ICから高速道路に入るといきなり事故渋滞になり、15分間遅れの運行になるが、バスならではのパワーで大型車両を次々と追い抜き、10分程度の遅れで大阪駅に到着した。8月にも泊まった、兎我野町のホテルにチェックインしてから目的地に向かい、少々道に迷いながら16:20到着した。いきなりBeerと日本酒に心解かれ、22:30ごろまで酒に溺れる。ホテルに戻った頃には爆睡モード切り替え直前だった。配達を理由にまた来たい。感謝、ありがとうございました。

2022年9月22日(金)
 目覚めると8時過ぎ... 個人的には相当な朝寝坊状態。昨夜の酒も程よく残り心地よい。コンビニに向かうと雨だった。パンとお茶で朝食を済ませて、大阪駅に向かう。昼飲み出来るお店が多く、コンビニ朝食を悔やむがもう食べられない。ここは街中だ... 忘れていた...無念。仕方なくヨドバシや地下街をウロウロしていたら12時になった。大阪駅周辺の開発はドンドン進み、来る度に建設物は背が高くなっている。大阪駅12:20発のバスで帰る。岡山駅に着くと、のんびりとネコが歩いていた、とてものどかである。2日間の楽しい大阪のバス旅でした...

【旅】2022年9月8~11日 福岡 [【旅】2022年]

2022年9月8日(木)
 岡山駅発13:53の新幹線(さくら)で福岡に向かう。1年ぶりに乗ったと思うが車窓から見える福山、広島の街並みが、少しづつ変わっていた。山や川の景色は変わらないが、人間の集中する場所の変化は著しい。福岡も「天神ビックバン」の着実な前進がみられ、生まれ変わる瞬間だろう。旅の目的は「αアカデミー」のお手伝いであるが、タイミング的に、我が家の新米の受注を承る事にした。
https://hdj81v.blog.ss-blog.jp/2021-09-21
昨年食べた新米が旨かったので、今年は知人に知らせようと真面目に受注を受ける事にしたのだ。しかしながら交通費や飲食、宿泊等、出費の方が多い... が楽しめるので、とても幸せである。
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2022年9月9日(金)
 昨夜は、明るいうちからワインを頂き、「だんだんじゃけん」で広島のお好み焼きを楽しんだ。親父さんも出迎えてくれて、焼いてくれた。元気そうで何より... かーちゃんが入院しているらしく、半身マヒでこれからリハビリに入るらしい。74才とのこと、早く元気になって欲しいと願うばかりだ。お店はお孫さんが引き継いで営業中。変わらぬメニューが広島の土橋のままだ。
 ストアに出社し、我が気持ちは1年半前と何も変わらない。令和4年の新米の受注を頂き、月末に配達を予定して、持参したさつま芋は販売促進物となる。消費してくれる人の顔がわかると、農業に汗を流す気持ちも変わる。昔から変わらない百姓の気持ちなのだろう。岡山に帰ったら汗まみれでガンバロー...
 西鉄の高架が完成していた、車窓から見える雑餉隈辺りも眺めがよい。白木原で降りると、廃止されている線路で、一旦停止している車も見られる。これから町の東西が繋がり、更に発展をするのだろう。人のいる場所は変化が速い。

2022年9月10日(土)
今日は「福岡ボート」を会場にしたαアカデミー撮影会だ。9:40には出社して、いつもの様に会議室の準備、機材の手配を済ませる。1年半前と何も変わらない業務であるが、果たしてここまでする必要があるのか?不明確ではあるものの、11:15スタートに向けて順調に完了。ストア開店と共に、お久しぶりに顔を合わせるお客様達に、ドッキリなリアクションをして頂きながら、楽しく撮影会まで終わった。400F28+α1の組み合わせで撮影する動く被写体は、フォーカスの全てをカメラに任せて、意のままに撮れる。しかもフォーカスを外すことは無い。しかしながら、この組み合わせのお値段(2,563,000円)は、私の手の届く品物ではなくなった感じである。宝くじでも当たったら買うことしよう。終了後はメンバーと楽しい夕食を過ごした、ありがとうございました。T邸泊
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2022年9月11日(日)
 博多発13:02の「さくら」で帰岡。自宅15:06着。時間的には近いものである。歩いて帰ると3週間はかかるだろう。

【旅】2022年8月28~30日 大山で宿泊練習 [【旅】2022年]

2022年8月28日(日)
  2:00起床、昨夜も日没後の記憶はない。TVの前にいたが何も覚えていない。浅い眠りの中で夢見心地でTVを見ると、夢か現実か判らないまま時を過ごし心地よい。傍から見ると只の酔っぱらい状態なのだろう。シャワーでも浴び様と思い、横になった瞬間に寝ていた、なので起床は早い。明るくなるまでは、外出せずPCモニターに向かう時間である。そして今日からキャンプ旅の練習に行く。
 10:00自宅を出発、荷物を積み込んで、サブバッテリーを確認するとZEROだった。昨日スーパーマーケットで買い物をした時に、冷蔵庫の電源を入れたままだったらしい。電力の無い寂しい気持ちで出発する。吉備中央町経由、r66で「道の駅 醍醐の里」に出る。ちょうど12時となったのでTKG(卵かけご飯)@360でランチタイム。夏休み最終日曜日なので、平日にはない賑わいだ。R313で蒜山高原へ、気温24℃心地よい空気だった。そのまま本日の宿泊地:鏡ヶ成キャンプ場に14:30到着する。サブバッテリーの充電を100Vで1時間だけお願いすると、快く引き受けてくれた。これで一晩快適だ、感謝。フリーサイト2500円+(@600×2名)=3700円を支払い、1995年頃に購入した「小川テント」を20年ぶり位に組み立ててみる。ゴムの部分は、固化し溶けているところもあるが、生地はまだ大丈夫な様子。最近のモデルに比べると、テント内から外の景色は望めない。日暮れと共に夕食を済ませ18:30~休暇村奥大山で入浴@520円、20:00就寝。ざわざわと風が吹いていた、気温16℃。
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走行距離:132.6km

2022年8月29日(月)
  4:00起床。寒い、御机の気温12℃なので、ここは10℃程度だろうと思われる。静かな朝、東の空にはオリオンが登場していた。日の出と共に、清々しい空気を楽しむ。AM8:00、本日のキャンプ場センターハウスの営業はAM11:00で営業終了。ごみ処理とチェックアウト時間厳守のアナウンスが流れる。今夜の宿泊はないのだろう... 撤収して10:30にはキャンプ場を離れた。気温18℃の中を、御机に移動すると気温22℃となり、桝水高原も23℃。10~18℃の空気に慣れると暑さを感じる。今日はホテル泊なので、それまでは米子市内でランチを済ませて、散策でもしようと思っていたが、30分並んで「ラーメン専門店 天心」の野菜ラーメン@850円を食べると、暑さで車内から出られなくなった。
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 湊山公園駐車場で「ちむどんどん」を視聴して、エアコンのあるショッピング街を散策し宿に直行。「ロイヤルホテル大山」は1988年に大山中腹に建った白亜のホテルである。我が人生では宿泊することはあり得ないと思っていたが、私にも順番が回って来た。部屋の窓からは弓ヶ浜と島根半島、中海、大根島が眺められる。
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夕食は苦手のバイキングである。なぜなら、卑しい気持ち全開で限界まで食してしまうからだ。いつも通り程々にしようと思って食べ始めるが、酒も入りご機嫌気分で、今日もソフトクリームテンコ盛りまで行ってしまった。腹一杯で部屋に戻ると、いつもの様に熟睡タイム。♪これじゃ体にいいわけないょ♪ わかっちいるけどやめられない♪ なぜか植木等が頭の中で歌っていた。
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走行距離:63.4km

2022年8月30日(火)
 というわけで1:30起床、早すぎるのでTVを見て眠ろうとするが不可能。2:00からはPCモニターに向かって朝を待つ。
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入浴は6:00~なので待ちくたびれて行くと、諸先輩の方々が同じ行動をしていた。7:00~朝食、10分前行動の我が世代の、更に上を行く30分前行動の諸先輩に負け越し、6:50には50名程度の列が出来ていた。昨夜に引き続き、苦手のバイキング... わかっちいるけどやめられない♪
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 10:30宿出発。下界に下りると暑いが、仕方なく日本海側に下る。目指すは「JA鳥取中央 東郷梨選果場」だ。商売気の無いスタッフ、近所のお手伝いさんの対応が、売る気満々の直売所と異なり、ほのぼのして安心感が高い。昨年初めて食べた「新甘泉:しんかんせん」がとても美味しかったので、今年も買うことにしていた。自宅用には規格外の品を探したが、今日は無いらしい。次回は9/1に出る予定だという。
https://hdj81v.blog.ss-blog.jp/2021-09-03
 鳥取に新幹線が開通する事は、私が生きている時代には不可能だと思うが、だからこそこのネーミング「しんかんせん」は、農業県からJRへの挑戦状だろうか。JRも人の輸送数ばかりを計って存続を検討するのではなく、手軽に農産物や動物、自家用車、バイクなど乗降できるシステムが検討できないものか?駅+タワマンで玄関からホーム直結の住宅はできないものか?列車で暮らせる車両を希望のエリアに移動、居住するサービスはできないものか?道の駅と駅を合併して、新たな旅の提案はできないものか?素人の思い付きはまだまだあるが、実行に移すのは難しい。そんな事を思っていたら18:30自宅に着いた。
走行距離:246.0km

【旅】2022年---夏の旅--- 7月30日 おわり [【旅】2022年]

2022年7月30日(土)
 41日間の夏旅が終わった。小学校の夏休み程度の期間だったが、生まれて初めての長旅を経験した。基本的には、コロナ明けのGoToキャンペーンを当てにして出発したが、大外れとなり、復路はコロナ蔓延、1日20万人越え。行動に気を遣う事態になる。移動して泊まる事を繰り返しながら生活をする事は、ストレスが発生する。全て用意してあるホテル泊まりでも、駐車場の有無や場所、部屋の向きや位置、トイレの位置、ウォシュレットの水の出方等、細かい様々な物に慣れるには時間が必要だ。連泊をする事により解消できるが、行って戻る行動となり前進が出来ない。くるま旅は「家=車:キャンピングカー」が一番効率が良いのだろう。それでも、ストレスなく旅の中で生活をする方法を、もう少し準備して、次の旅を計画しよう。

◆2022年夏の旅(40泊41日)
 車中:1泊
 テント:6泊
 ロッジ:2泊
 船舶:1泊
 ホテル:30泊

全移動距離:6299.3km 消費燃料:366.65L 燃費:17.18km/L
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