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【旅】2022年11月29~12月12日 沖縄の旅 [【旅】2022年]

◆◆記録の為に付け加える◆◆
2022年8月、高松-那覇往復と13泊の宿泊代、101,780円(2名分)をカード決済。
宿泊先のホテルで全国旅行クーポン38,000円が発行され、しかも全国旅行支援割戻27,524円が12月に返金となった。よって実質36,256円で、2週間の沖縄の旅を楽しませて頂いた。

2022年11月29日(火)
 生暖かい朝の空気の中、岡山駅8:40発のマリンライナーで高松に向かう。今回の旅を計画した8月には、岡山空港から那覇に向かう航空便の予定がなく高松空港からのAir便で予約した。更に沖縄は幾度か訪れ、特に計画の無い贅沢な旅である。
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 そもそも、ANAから頂いたマイルが溜まり、その有効期限が近づきスカイコインにしていたが、それも1年間の有効期間が今年の8月末で切れる予定だった。岡山空港からだと羽田一択だったので、隣県の交通の便の良い高松空港を利用し沖縄の旅を計画。復路便も確定済みなので期間限定の旅だ。
 久々に見る泣き叫ぶ2歳児と、高松空港行バスで同乗、どうやらアンパンマンとの別れが原因である。バス車内が全員2歳児の声に気持ちが同調していた。2歳児をここまで夢中にさせるアンパンマンもすごいが、2歳児の声にここまで同調するバス車内にも感ずるものがある。周囲に気遣い、切れない母も立派。日本の未来は、この年齢層に掛っている、そのパワーを日本発振して欲しい。頼むぞ餓鬼。心の中でそう思いながら、高松空港でうどんを食すると、手荷物検査場タイムリミット。そのまま搭乗し定刻で飛び立つ。
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 那覇空港27℃、修学旅行で空港ロビーは溢れていた。ゆいレールを県庁前で下り、じわじわと汗ばみながら宿にチェックイン。38,000円分のクーポンを頂き、更に15:00~フリードリンクサービス、ワインを頂きご機嫌になる。
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近隣を散策すると海で泳いでいる人々がいた。軽めの居酒屋夕食。
最終日まで連泊予定の宿:カクテルステイ ナハは、松山の繁華街にある新しい建物。
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2022年11月30日(水)
 NHKの朝の放送には、いつも見ていたRieさんが映っていた、少し懐かしく思えたので、九州を離れて時間が経った事を実感する。彼女から、沖縄地方は強風波浪注意報が出ていると知らされる。本州方面は冬型の天候に向かい、沖縄はしばらく曇り空が続く予報である。しかしながら、昨日の汗ばむ気温に合わせて、Tシャツ一枚という出で立ちで、おもろまちにある「沖縄県立博物館」に向け9:00出発。
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 近くの公園にピンク色があり、見かけない木を観察。調べると「トックリキワタ:徳利木綿」沖縄県内の街路樹に使われているそうである。ボリビアから持ってきたらしく9~12月に開花、その後、実が割れて綿が出るらしいが、沖縄で結実するする事は珍しいそうだ。
別名:酔っぱらいの木。 なんだか...どーもすみません。
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 霧雨状況なので「ゆいレール」で向かう、このモノレールは高さがあり見晴らしが良い。ビルの7~8Fの位置を移動している感じで、車の移動では見えない景色を楽しませてくれる。遊園地の穏やかな乗り物の様で、もう少し若ければ?座席に膝を立てて窓に向かい座りたい。座る方向をもう少し工夫できないものだろうか、いっその事、観光目的の車両運行(低速ノンストップ、往復@3000円程度)も検討して欲しい。各社ICカード利用が2020年から始まり便利になっていた。思い出してみると、2019年12月から3年ぶりの沖縄だ。
 博物館では「ソテツ地獄」という言葉を知る。砂糖の価格乱高下が、大きな影響を与えた様であるが、経済危機を表現する言葉だ。毒のあるソテツの実を常食にする程に、食べ物がない状況から「ソテツ地獄」という表現になっているそうだ。食べ物が手に入らない状況になると、人は動物と化す。自身が生きる為に何が何でも食べなければならない。暴動や戦争になる元凶だ。世界の人口は46億人だと、学校で習いテスト用紙に回答した記憶があるが、今は80億を超えたそうである。誰がいつの間に...
 現在、自給自足が出来ない者は、自ら育てて収穫するまで待っている事は不可能だ。なので奪うしか方法がない。そうならない為に、足腰の確りした自給国家であって欲しいと願うが、現日本の食料自給率はカロリーベースで38%程度であり、海外に頼った食生活なのだ。しかも自給している38%も、その肥料や飼料は殆んど海外に頼っており、この高騰が生産現場を混乱させている。飼料は、いつでもすぐにあるはずもなく、種まきから収穫のタイムラグがある。生産/製造する者が正しい価格転嫁の判断をする時期だと思うが、価格の乱高下は「〇〇地獄」をまた生み出すだろう。100年先を見越し、成長を続ける経済活動は必要だが、30年間賃上げの無い、安定した経済を継続する事も重要。値上げ、賃上げするだけが国の成長ではないはずだ。
 そんな事を思いながら、頂いた38,000円分のクーポンがどこで使えるのか?サンエーやパレットくもじ、国際通りを捜しまわる。こんめぇーこんめぇー我が家の戦いは続き、今日は2,000円分を消化。宿に戻りラウンジの無料ワインでご機嫌。

2022年12月1日(木)
 今日も朝から曇り空。ゆいレールで儀保駅から首里城に行く、前回訪れた時は火災2か月後だったので、痛々しい情景と焼け焦げた匂いが残っていたが、状況は変わり、復興する現場を見学する事が出来た。55億円の寄付も集まり、令和8年(2026年)には、正殿を完成させる計画だと、映像により紹介されていた。
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 琉球王朝時代の足取りを辿って、玉陵に参り、石畳を下って識名園まで歩く。観光化の整備は進んでいるが徒歩以外での観光は困難であり、高齢になると見学する気になれないエリアだろう。
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 首里城の対面となる識名園側の斜面からは、大型マンションの建設現場が眺められた。帰りはバスを利用する。ICカードは使用不可能で、前払い240円均一料金。松川と書いてあるバス停は、マツガワと発音していた。ウトウトしていると国際通りに気が付いて下車。観光客で賑わう商店を散策し、ドンキで「おきなわ彩発見NEXT」クーポン券利用のポスター発見し買い物をするが、レジでクーポン利用はお土産だけの対応だという... 商品のどこにお土産と生活用品の判別するものがあるのか?と聞くがそんなの物は無い。仕方なく全てカード支払い... 沖縄のクーポン消費はお土産と食事に徹底されているのかな。個人的には残念な気分で宿に帰る。日暮れになり、「島豚・石焼 燦」でポークしゃぶしゃぶを食す。クーポン9枚消費してご機嫌、ホテルラウンジの無料ワインで最高潮。

2022年12月2日(金)
 目覚めるとW杯vsスペイン戦は0-1で前半を終わったところだったが、後半戦に入り素晴らしいシーンを見せてもらい、感動させて頂いた。1993年10月のドーハのシーンは、今でも忘れられないが、あの時代とは異なる日本のサッカーになったのだと、改めて認識させられた。これを機会に「国内だけの活躍では、世界に通用しない」という認識が広がり、中高生から世界に出て行こうとする人々が増える事を期待する。サッカー界だけではなく、全ての子供たちが、世界を目指す準備が出来る体制を、充実させて欲しいと個人的には願う。成功し移民するかも知れないが、次世代、次々世代は日本に戻って来る、100年先を見越した政策を話し合う、国会であって欲しい。
 今日も曇り空が続く、しばらく青空は期待できない天気予報である。東北、北海道の雪景色が朝から報道されている、那覇も20℃の最高気温予測。散歩には気持ち良い空気なので、今日は、終日歩いて散策する。那覇市役所の隣の「cafe万丸さん」 https://manmarunaha.wixsite.com/naha でモーニング、そのまま福岡の奥様に教えて頂いた、楚辺にある「楚辺そば」11:00到着、一番乗りでネーム記入。他にも駐車場の車内で待っていた人もいたが、タイミングよく一番乗りを果たした。
http://sobe.main.jp/
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 漫湖を一周しながら、広い植物園の様に草花を観察して楽しむ、猫が多く観察すると個性ある対応が楽しめた。ニャーという媚びる猫は可愛いが嫌いだ。野性味のある、本来の声「フギャー」で対応する奴が面白い。
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 奥武山公園では、12/4のNAHAマラソンの準備が進んでいた、護国神社に参り、少し昔の沖縄に思いを馳せる。どんなに苦しく、自滅しても武力争いは絶対にあってはならない。
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 歩き過ぎたので宿に戻り休息。外食も飽きたのでスーパーで野菜とおにぎりで夕食。今朝のスペイン戦を称える報道は何度見ても飽きない。

2022年12月3日(土)
 雨の天気予報とは異なり、窓の外には青空が見え、朝日が差し込んできた。午後は雷雨の予報もあり、午前中に市内を散策に出かけた。
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 午前9時、土曜日の松山の繁華街は、まだ夜の盛り上がりそのもの。カラオケの声、大声で次の店に向かうサラリーマン... 時間軸のずれを感じながら那覇市内の街歩きを楽しむ、緑が丘公園を抜け、牧志を経由するといつもの霧雨状況になり、「壺屋やちむん通り」に到着する頃には、傘をさすほどの霧雨から雨の様相となる。遠くに見える高層マンションも霞んで見える。商店街に逃げ込んで様子を見るが、好天は見込まれず、修学旅行の中高校生が、おみやげタイムを楽しんでいる国際通り経由で「パレットくもじ」に退避、早めのランチタイムを...と探すが11:30開店が多く、開いている店はない。仕方なく引き返し福州園にある「GOOD FARMS KITCHEN」でランチ。
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 12時過ぎに部屋に戻るが、まだ掃除の真っ只中だった。今日の掃除をあきらめて、窓越しに雨の景色に眺め、夕刻までのんびり過ごした。18時に1Fレストランで夕食、部屋の掃除をして頂かなかったので@500円のクーポンが貰え、何故か700円のBeerが無料になった。ラウンジの無料ワインで今日もご機嫌。

2022年12月4日(日)
 天気予報は曇り予報だったが、見込み通り朝から青空が広がった。
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 8:00予約したレンタカーを受け取り、NAHAマラソンを避け北部に向かう。高速道路はレンタカーの爆走が目立つ中、90km/hの安全運転で許田ICへ向かう、なぜか出口は一般で渋滞していた。ETC出口でまとめて追い越し気分爽快。
 今日の目的は大宜味村のシークヮーサーパークだ。到着すると9:50で開店前だったので、海を眺めに少し引き返し、古宇島を眺めて時間調整。
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 今回初めての青空と青い海の風景を眺めながら少し汗ばむ。10:00開店と同時にパークに入ると、蛇口から出るシークヮーサーを飲ませて頂き、初々しい工場説明を聞き、タブレットで稼働状況の動画を見せて頂いた。シークヮーサー飲料により経営者自身が113Kg→83kgまでダイエットの効果があったと写真入りパネルで、説明ボードになっていた。元がおもいんじゃねぇ??... ここの売りは9月の初しぼりシークヮーサーだそうで、ここでしか販売していない初しぼりの、定期購入をお勧めいただいた。9月と12月の味比べもあり違いを確認できる。収穫は9~12月だが、色、味、成分が異なるので、この工場は9月にフル稼働させて年間定期販売分を絞るのだそうである。併設のカフェでは、生クリームのシークヮーサーのモンブラン@1000円を食す。目の前でモンブランしぼりを見学し、甘さと優しいシークヮーサーの香りに包まれ、貸切状態のカフェでノビノビと味わった。
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 若いスタッフの接客対応もよく、マニュアル通りの挨拶とお礼が行き届いている。経営者がLive画像で睨みを利かしているのかもしれないが、笑顔と声掛けは素晴らしい。アドリブの利いた接客になると、もっと素晴らしいメンバーになるだろう。どちらにしても気持ちよく対応を受け、とりあえず500ml(@1950円)×2本を購入し、お試しする事にする。レジではLINE登録で200円引きになると、お嬢様よりご提案あり、慣れないLINEでQRコードを読み込むが上手くできない。使い慣れていなので...と言い訳しながら何度も繰り返すが、softbank系の電波状態が弱いだけだった。建屋の外に出て3分程度待つと登録完了。シークヮーサーパークという農業見学施設に見えるが、中身はIT化され簡単な操作で追加申し込みや、定期コースの受付が出来るサイトが出来上がっている。このITベースがなければ、施設内の今だけ押し売り販売に徹するしかないだろう。少しだが、やんばるでちむどんどんする事が出来た。
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 近隣のシークヮーサー畑を探しながら、六田原展望台に移動し景色を眺め、「道の駅 ゆいゆい国頭」でランチを済ませて、気温27℃の中、太陽に向かう復路となる。
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 途中で古宇島を1周して、浦添のジミーのアップルパイを購入、240km走って10Lで満タン、D社ロッキーは燃費が良い。夕食はアップルパイ...

2022年12月5日(月)
 今日も晴れ間の見える朝。午後から曇り、夕方から雨の予報。午前中から散策に出る。
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 県庁前からゆいレールに乗り、浦添前田まで遊園地の乗り物気分で乗車した。首里を過ぎると閑散とした車内となる。浦添城跡の公園が今日のメイン散策場所、浦添大公園として広いエリアが整備してあった。駅から歩き遠景で眺めると、団体客らしい集団が見えたので、最近では観光地にもなっているのかな?と思いながら近づくと、城壁の発掘現場の整備をしている工事の方々だった。
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 12/11に、発掘現場説明会があるらしく、草木の伐採と足場の建設が進められていた。納得して頂上に登ると、やっぱり高校生らしき団体がいた、ガイドさんから戦争について話を聞いていた。説明内容は、ボソボソとしか聞こえなかったが、「ここは米軍と本土決戦に向け、地上戦で徹底交戦した場所」これが沖縄で、この事を覚えていて欲しい。というところは声を大に、力強く説明していた。手前に普天間の滑走路が見え、その向こうに嘉手納基地、遠くに読谷から残波岬灯台まで見える。
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 この高台からは、1945.4.1米軍が沖縄に上陸開始した現場が見渡せたのだろう、北側は急な崖になっているので、自然の要塞の如く日本軍は「前田高地」と呼んでいたそうだ。5.6ここは米軍に制圧されたと説明してあった。
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 自身は全く無知だが、2016年に映画化された「ハクソー・リッジ」http://hacksawridge.jp/で、この場所が映像化されている、それ以降、ここを訪れる人が増えたそうだ。
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 さらに進むと「浦添ようどれ」という案内板があった。ここは琉球王朝時代の墓だった、浦添出身のマスオさん王になった(尚寧)の家系の墓で、首里の王に出世したが、玉陵には入らず、本人の希望でここに眠っているそうだ。
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 尚寧(1589-1620年)が王様だった時代、豊臣秀吉から朝鮮出兵を強いられ、困難な対応から徳川の時代には薩摩に進攻され、浦添城も焼失、敗戦国の王様として江戸に出向き、途中、駿府城で家康にも面会している。長い旅路だったのだろう、往復安全に海を渡った技にも脱帽。「赤い屋根」というカフェは、各テーブルに蚊取り線香が立ち上り、屋根にはトカゲが登場する野趣溢れる店内で450円のスパゲティランチ。
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 浦添前田駅から安里駅に移動し、曇り空が広がる市内を散策しながら15時前に宿に戻る。
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 部屋の掃除は間に合っていなかった。ランドリー130分を済ませると夕刻となり、ステーキハウスで明日が期限のクーポンを消費、全38,000円分の消費見込みが立つ。店を出ると雨だった。

2022年12月6日(火)
 W杯vsクロアチア戦を見てから眠ったので、今朝はのんびりと部屋で過ごし、11時からのランチを目指して「カフェ万丸」に出かける。https://manmarunaha.wixsite.com/naha
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外国人観光客が大半だったが、気持ち良い時間を過ごす。バスセンターに行って瀬長島方面への路線を探すが見当たらず、悶々として時間を1時間過ごし、結局ゆいレールで、赤嶺駅まで移動し徒歩で瀬長島に行く。
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 景色の広がる海岸は風が強いが、半袖Tシャツでも心地よい。沖合に完成した那覇空港の滑走路の為、迫力のある旅客機の着陸シーンは見る事が出来なくなっていた。
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 島全体の観光化も進み、客室露天風呂付の温泉ホテルは人気の様子だった。ホテル前からバスがあり、那覇商業高校前で下車するとすぐに戻る事が出来た。@350円、無計画で出掛けるが市内放浪の旅を楽しむ。夕食は1Fレストランでパスタとポテト。無料のワインでご機嫌。
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2022年12月7日(水)
 今日は青空が広がったので、市内を歩いて散策する。港の「とまりん」を経由しておもろまちのりうぼう、サンエーに立ち寄り「ひがし食堂 Jr.」でランチ。
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 マンション化の進む町並みを見ながら、崇元寺石門に到着する。
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 そのまま散策を続けて宿に戻る。夕刻より、近くの福州園に行くが定休日、そのままマックスバリュ若狭店で夕食を買い、部屋で食す。

2022年12月8日(木)
 今日も青空だ、天気予報は曇りであるが... 到着日にフロントの男性が言っていた通り、沖縄地方の天気予報はあてにならない。冷房の利いた路線バスで「道の駅 かてな」を目指す。県庁前から28番バスで嘉手納町役場前で下車、2km程歩いて到着した。沖縄の空は、時々爆音に見舞われ、どうしても気になる米軍戦闘機の存在だが、見学している時は、音に対して事前想定が出来るので、この爆音は迫力がある。
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 到着して間もなくランチタイム、戦闘訓練もお昼休み...14時過ぎには迫力ある訓練が始まったが、既に道の駅を離れた。
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「道の駅 かてな」はリニューアル工事が終わり、新しく展望台が完成している。展望台の三脚使用禁止により、スッキリした感じである。
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 北谷のアメリカ村に行く、嘉手納空港への着陸機が頭上を通るので、ここでも近くに見る事が出来た。アメリカ村はクリスマス装飾が目立ちそれらしい風情があるが、昼間は修学旅行と観光客のお買い物で賑わっている。
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 週末や夜の飲食場所は、異国の雰囲気なのだろうか?想像は膨らむが、今は行きたいとは思えない。R58沿いの米国は、広い庭にイスとテーブルのある優雅な風景。基地から爆音と油臭を撒き、渋滞する道路と狭小住宅を金網の外に眺め、どんな気持ちなのだろうか?
 50年間を経ても、今なおこの風景は続くのだ。琉球王朝から日本、アメリカから日本。島は何も変わらないのに、周りの人間の愚かな事。それでも、そんな現実を目の当たりにして、自由に旅が出来る、今は平和な日本国。世界中もこのレベルになって欲しいものである。
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2022年12月9日(金)
 目覚めると予報通りの雨、このまま雨風の強い1日だった。2週間いるとこんな日もあるだろうと想像していたが、今日がその日になった。朝食のサンドイッチを求めて、コンビニまで3分出掛けた以外は、部屋に閉じこもり、TVとPCに向かいbedの上で過ごす、雨に濡れてまで、見て歩く気になれない事は老化現象ではないか?といつも思うが、そこまでして楽しめるスケジュールはない。よって入院生活の訓練の様な日となる。ランチはカップ麺、夕食は1Fレストランに行くが珍しく満席、あきらめて寝る。

2022年12月10日(土)
 天気予報の曇りは、快晴の時間帯も多く日差しは暑い。週末なので人々の集う場所を避け、近所の街並みを見て楽しんだ。ランチは教えて頂いた「ジョージレストラン」Bランチ+タコスも頂き腹一杯... もう食べられない状態になり、更にみんなが注文しているアップルパイが、焼き立てで登場。リンゴがザクザク入っていた。コーラも飲んで二人で2,650円、観光価格ではないレストランはありがたい。
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 那覇市辻、久米辺りは古い街から新しい街へ変貌の最中。人々の集う街には流行り商売があり、様々な時代があったのだろうと想像する。久米村(クンニダ)は琉球王国時代に、アジアとの交易により繫栄した場所らしく、渡来人との交流もあり、偉人も多く生まれているそうだ。14世紀の頃からタイやマレーシア、インドネシア方面まで行き来があったそうであるが、海を渡る技術はどこでどうやって得たのだろうか?そんな事が出来ていた人々が集っていたので、政治、経済、教育、文化など多岐にわたり活躍したのだろう。そんな場所だったので、那覇市と福建省福州市との友好により「福州園」という中国庭園が造られている。https://www.fksn-okinawa.jp/
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2001年には、福建省の省庁だった若き習近平もここを訪れていた。
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 新聞のローカル記事を見ていると「沖縄県道を銃やミサイルを持った米兵が、道に迷い15名ほど歩いていた。」という記事があった。珍しい光景だそうであるが沖縄のローカルには、信じ難い光景が今でも続いているのだろう。もっと全国記事で取り上げるべき事実ではないのだろうか?「おでん東大」の殺人事よりも、県道を銃やミサイルを装備して歩く兵隊がいる事の方が、重大な事件だ。と個人的に思う。
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2022年12月11日(日)
 今日は市内散策に出かける、旧海軍司令部壕のある公園の高台から市内を眺め、「おきなわ工芸の杜」まで移動すると、ウッドフェアなる催しが開催されていた。少しだけ見学し、隣の「沖縄空手会館」で空手そばでランチ。豊見城グスクは立ち入り禁止エリアになっていたので、仕方なく「漫湖水鳥・湿地センター」でカニとハゼを観察。
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 シオマネキの行動が愛らしい、そして動きに統一感があり、動く・止まる行動が一斉だ。目の錯覚ではないか?と思うほどにウジャウジャ動き、ピタっと止まる。天敵から身を守る行動なのだろうと思うが、どうやって連携出来るのだろうか。この連携行動を自動運転に取り入れれば、100台の縦列駐車状態から、先頭の車両と100台目が同時に発車出来るので、渋滞は無くなるだろう。
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 早めに宿に戻り、17時から1Fレストランで那覇で最後の晩餐、無料のワインはグラス2杯でボトル1本分、ご機嫌だ。

2022年12月12日(月)
 今日は帰る。昨夜のワインもすっかり抜けて、8時からCafe万丸さんでモーニングを頂き、10時過ぎにチェックアウト。予定もないので、とりあえず「アウトレットモールあしびなー」に行くが、閑散として盛り上がらず、隣のTOMITONは見る影もない。なので何もなく那覇空港に向かった。14:50発の高松空港行で帰路につく。上空から見る高松は、まだ紅葉が美しく、夕日に照らされた山々が神々しい。気温10℃の空気は気持が引き締まる。高松駅前で食べたうどんが美味かった、20時前自宅着。
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