SSブログ

広島の旅 [【旅】2023年]

2023年11月28日(火)
 AM9:00青空の自宅を出発してR2を西に向かう。倉敷までは交通量も多く信号による停滞気味な流れである。玉島笠岡道路の終点から先は里庄、笠岡、福山と半世紀前から変わらないR2の景色が眺められる。福山市内で11:00となり蕎麦でランチを済ませてから、曇天の広島県を西へ、「道の駅 みはら明神の里」で休憩。
_DSC0927 (1).JPG
 尾道、三原バイパスが繋がり快適に本郷町まで抜ける。東広島市の上三永まで登るR2からの棚田農村風景は少しづつ荒廃が進んでいる様に見えた。「道の駅 西条のん太の酒蔵」という新しい施設で休憩し、広島市内まで繋がったパイパスを利用して中区中島町まで40分で到着した。持参した焼き芋を販売し620円の売上を頂き、本日の宿に15時チェックイン。本通り商店街、ひろしまゲートパークを散策しているとYAZAWAのトラックがグリーンアリーナにあり、明日のコンサート準備が進んでいた。
_DSC0936 (1).JPG
 城南通りの北側には大きなサッカースタジアムの建設が進む。夕食は、今回の目的である「お好み焼き」を食し満足。
_DSC0934 (1).JPG
走行距離:171.1km
宿泊先:ひろしま国際ホテル

2023年11月29日(水)
 久しぶりに広島の空気の中で目覚め、午前中は郊外のショッピングセンターを散策し過ごした。ランチは吉島の「鳳琳」の麻婆丼と決めていたので、早めにお店に到着するも定休日だった。仕方なくタカノバシ商店街に行って見る。商店は減り、飲食店舗は殆んど無くなっていた。四川麻婆専家・辣辣にはサラリーマンの列が出来ていたが、口がしびれるので止める。昭和な喫茶でランチを済ませて、懐かしい1万トンバースに立ち寄ると「海王丸」がいた。
_DSC0937 (1).JPG
 広島に来ると何故かここに足が向く、40年前の様に誰でも自由に出入りできない状態になっているが、楽しかった青春時代がここにあったのだろうと思う。2007年にそんな思い出をこのブログに記している。https://hdj81v.blog.ss-blog.jp/2007-06-07
波止場公園には国際クルーズターミナルが建設中だった。ここに再び、隣国からの大団体が客船でやって来る様になるのだろう。コロナ前の博多の様な状態は見たくない光景であるが... 外貨を稼ぐ為には、やかましい観光客にも頭を下げて焼き芋でも売ろう。ファンイングゥァンリンだ。しばらく市内を周遊し、変わりゆく街の光景と変わらない山並みを眺め不動院に立ち寄る。牛田新町に4カ月ほど住んでいたにも拘らず、来たことが無かった。爆心地から比較的に近いエリアであるが、地理的な要因により被害は免れ、昭和33年に金堂が国宝に指定されている。
_DSC0942 (1).JPG
 少し早いが15時に今夜の宿にチェックイン。部屋の窓からは平和公園を見下ろす眺望、修学旅行を含めて観光バスが駐車場を埋め尽くしいている。広島に住むと平和公園内は散歩か、通過する事はあるが、各施設を見学する事はない。今日は観光客になって、久しぶりに平和記念資料館を見学してみる。
_DSC0951.JPG
 一人50円だった入館料は200円となっていた、展示資料は長くは見ていられないので人込みを避ける様にスイスイと進み、30分程度で順路を巡った。想像以上に外国人観光客がいて、静かに資料を見、読み、端末の案内をヘッドホンで聞いている。体験した事のない原子爆弾の熱量を肌で感じているのか?この先の人類の破滅を思うのか?愚かさを思うのか?それでも戦い続けるのか?様々な感情を得、そしてこれが広島観光だとすると、ここを出てから夕食の時間はどんな気持ちで、どんな味のモノを食べるのか?想像をしてみるが、動物として食べて、今を生きている事への思いはどこの人も同じだろう。広島でお好み焼きを食べると、資料館で得た感情を思い出すような事態になっているのかな? 個人的には平和記念資料館の見学は、午前中の方がよろしいかと思います。そして午後から厳島神社へ参りましょう。日没と共に鉄板焼きを食し早めに眠った。
走行距離:48.0km
宿泊先:ホテルマイステイズ広島 平和公園前

2023年11月30日(木)
 ホテルの窓を開けたまま眠っていたが、室内は快適な空間だった。コンビニ朝食を済ませて9時半出発、呉を目指す。
_DSC0957 (1).JPG
_DSC0962 (1).JPG
 自動車専用道路を利用すると40分で呉駅前に到着、時間により変わる中央線のR31を南下していた頃の半分以下で到着する。矢野で渋滞して坂町を過ぎ、小屋浦、天応、かるが浜と海岸線をのんびり移動していた頃からすると、超便利を享受する自動車移動の現在である。これが本当に求めていたモノなのかどうかはわからないが、使えるうちに使っておく方が良いのかも知れない。そう思って日本全国の車旅をもう少し続けようと思っている。みかんの季節なので倉橋島の桂浜に行って見る、海岸から瀬戸の浮島が望めた。
_DSC0967 (1).JPG
 石地ブランドミカンは無かったが、早生ミカンを道端で購入し引き返す。阿賀ICから上三永ICまで自動車専用道路を走りR2を東進。福山西IC~玉島ICまで高速道路を利用して17時に自宅到着。気が付くと音戸からノンストップドライブだった。
走行距離:256.0km