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【旅】2023夏の旅 --その10-- [【旅】2023年]

 今年も旅の終わりが近くなり、帰宅の決意をする。35℃を超える猛暑の本州を想像すると、夜間にどこで寝るか?思案所だ。 

2023年7月25日(火)
 ホテル9時半出発しようとすると降雨となる。最新テントの情報を得るためにサッポロファクトリーに行って見るが成果なし、R230で札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)に行くが休館日だった。定山渓ダムを眺めてから中山峠に向かい、霧中の道の駅 望羊中山で昼食、あげ芋を食べてから、留寿都村経由で豊浦町に出る。
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R37を西に向かい礼文という看板が目に入り立ち寄る、岩の岬にはJR室蘭本線が走っている、崖崩れの続く岩肌は、片側交互の工事中が続いている様子だった。
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穏やかな噴火湾を眺めてから長万部温泉で入浴を済ませて、今夜の滞在地を探すも、近くには道の駅などなくR5で黒松内町の道の駅に18時到着、今度はコンビニもスーパーもなく片道10kmの道程でコンビニ往復して18時半には道の駅でコンビニ飯を食した。20時から寝るが外気温26℃で、蒸し暑くて何度も車のエアコンを入れる、24時を過ぎる頃から25℃を下回り快眠。この先の車中泊が思いやられる...

走行距離:246.9km
宿泊先:道の駅くろまつない

2023年7月26日(水)
 5時には朝日に照らされて車内が暑くなる、気温は21℃なので気持ちの良い朝だが、真夏の太陽光線を感じる。道の駅の隣では、子供たちが集い夏休みのラジオ体操が始まった。綺麗な道の駅なので拝見したいが、9時までは待てないので出発。黒松内町は山中の田舎だと到着時には思ったが、町の中心部を見て見たくなり役場周辺に行く、ホームページに「北限のブナ林に囲まれた癒しの里」と表現されている通り、町の中央も緑に囲まれた小中学校、体育館、役場があり、近くにはキャンプ場の整備もされていた。人口2,500人の町にしては力強さを感じられる佇まいだった。R5に出て長万部に戻り、駅前の「かなや」駐車場で「らんまん」を視聴してからカニ飯弁当を購入。http://www.e-kanaya.com/kodawari.html
R5で八雲町へ向かう、北海道の首の様な渡島半島の両側に海のある町だ、なので函館から陸路で北海道を巡ると、必ず通過しなくてはならない町だ。八雲町郷土資料館では牧野富太郎さんと坂本直行さんの展示企画展が開催されていた。
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木彫りの熊は昨年見学したので興味は薄い。https://hdj81v.blog.ss-blog.jp/2022-06-30
山の上から八雲町を眺めて、カニ飯弁当で昼食。
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さらに南下して森町の道の駅で休憩、気温30℃になり今夜の車中泊はやめる事にした。

走行距離:165.3km
宿泊先:湯の川温泉 ホテル雨宮館

2023年7月27日(木)
 禁煙ツインルームではあるが、タバコ臭のある部屋からは持ち物や体に匂いが移る。温泉は良かったが施設は我が年齢層と同等、昭和を感じるホテルだった。朝から青空が広がり、函館山に車で登る。水蒸気は多めであるが、美しい街並みが望めた。
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今日の最高気温は30℃を超える予報である。立待岬から海を眺めてから「ラッキーピエロ」でカレーランチ、暫く世話になったセイコーマートのペコマ全額を使い切り、フェリー乗り場に向かう。
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14:10発→青森17:50着、来夏も北海道に来たい、そんな思いを巡らしながら、左足痛の為、ほとんど寝て過ごす。青森駅前の居酒屋で夕食を済ませて早めに眠る。
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走行距離:38.0km
宿泊先:東横イン青森駅前

2023年7月28日(金)
 今日も危険な暑さだとニュースで流れている。こんな日に平野部で車中泊などできないので、山に登るか?エアコンのあるホテルか?朝から考えながら、高速道路料金を最小限にし、距離を稼ぐ方法を選択。岩手県の沿岸部を南下、福島県の磐梯山の山中の宿を予約して青森を出発した。みちのく有料道路は現金支払いのみ、何度か小銭を支払いながら八戸市内をR45で通過、その先から無料の自動車専用道路を仙台に向かう、ナビの目的地到着時刻は21時前、途中のICには道の駅が整備されていて、立ち寄りたいが先を急ぐ。道の駅高田松原で休憩、震災津波伝承館を少し見て、ここまで元に戻した人間の力強さを感じた。
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東北地方の旅は、また次の機会にして仙台を16時半に通過、外気温35℃の東北自動車道福島西ICで高速道をを離れ、コンビニ弁当購入、燃料満タンにしてR115で山に登る。土湯トンネルを過ぎ、中ノ沢温泉の宿に19時前に到着、外気温27℃と少し涼しいが、部屋にはウィンドエアコンが付いていてフル稼働していた。昼食抜きで移動してきたので、コンビニ弁当とBeerが最高にうまい。部屋の窓からは赤く染まる雲が眺められ、古い施設の昭和の温泉宿を楽しむ。
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走行距離:598.2km
宿泊先:磐梯名湯リゾート ボナリの森

2023年7月29日(土)
 快晴の涼しい朝、気持ちの良いお湯浸かり、今日の安全を祈って自宅に向けて9時出発。R115で猪苗代湖畔まで降りて、夏休みで賑わう風情を眺めながら通過、「道の駅ばんだい」で休憩して磐梯河東ICから高速道路を利用、新潟中央JCTを経由して北陸自動車道路を南下「道の駅 親不知ピアパーク」で休憩、エアコンで冷えた体を温める。外気温36℃無風、静かな日本海で海水浴を楽しむ人々が浮いていた。小松空港沿いの日本海から西日に照らされ、敦賀市で日没となる。週末の京都、大阪の通過を避け舞鶴若狭自動車道を利用、福知山を経由して西紀SAで夕食を済ませ、吉川JCTから中国自動車道路、福崎ICから山陽自動車道路で岡山IC23時到着。無事に自宅に到着する。室内33℃の部屋に戻り、エアコンの空気の中で眠る。左足不調は変わらず。

走行距離:890.8km