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【旅】2022年---夏の旅--- 6月29日 [【旅】2022年]

2022年6月29日(水)
 朝から大雨、道内は洪水警報も多発している中で、一瞬だけ晴れ間がのぞき、ホテルの部屋から虹を見た、今日は洗濯だ。
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7:30~10:30洗濯乾燥まで済ませてから、宿を出発する。R5を北上「道の駅 YOU・遊・もり」で、今夜の飯用に「いか飯」を購入。次第に駒ヶ岳が姿を見せるが、山頂は雲の中だった。
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内浦湾を周って、噴火湾パノラマパークへに立ち寄り軽めにランチ。海の向こうに室蘭方面が望める。
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 八雲町の「木彫り熊資料館」に行く、この町が北海道の「木彫り熊」発祥の地らしい。1924年の第1回農村美術工芸品評会に「木彫り熊」が出品されたのが始まりで、その始まりは、尾張徳川家が関わっていたと記されている。1878年に徳川慶勝の発案による、旧尾張藩士の集団移住で、この地、遊楽部(ゆうらっぷ:温泉から下る川)の開拓がすすめられ、当初はアイヌ35戸、和人13戸が、遊楽部川の河口に住んでいた所を人力で開墾、徳川農場となった主の徳川義親さんが、スイスで見つけた木彫りの熊を参考にして、作り始めたのだそうだ。昭和初期、熊狩りで捕らえた子熊2頭に、雲八・磯子と名付け、長く飼育し製作の参考にしていたが、第二次世界大戦中に、檻の供出となり銃殺。
 その後、観光ブームに乗って「木彫り熊」は全道に広がり、旭川でもアイヌによって多く作られ、制作指導も行っていた、現在の八雲という名前は、尾張・徳川慶勝によって、須佐之男命の「八雲たつ...」の「やまとうた」から命名したと記されていた。
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 八雲から長万部に向かうR5は北海道らしい直線道路だが、一般国道の路面は凸凹が多く、ハンドルを車に任せると、路面は選ばず不快な振動が続く。
 長万部の「かにめし本舗かなや」で、カニ飯弁当@1180を買い、長万部駅前のパーキングで食す、カニの種類は不明であるが、タケノコと、ほぐしたカニの身は相性が良い。佃煮も美味かった。引き返して16時に宿着。

移動距離:166.9km
宿:函館大沼プリンスホテル