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【旅】2022年---夏の旅--- 7月17日 [【旅】2022年]

2022年7月17日(日)
 朝から雨脚が強いが、明るさを増す空は色付いていた。
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3:30起床。今日はどうするか?PCに向かって一人検討を重ねる。天候は終日雨、こんな日は釧路市内の建屋を観光する事にする、時間があれば少し郊外に行き、ツルでも観察しようと決めた。
 釧路市博物館に9;00到着、誰も居ない。雨の中、駐車場で開館まで30分待つと、大勢の入館者がやって来た。雨の日には人気のスポットだろう。入館料@480円だと思っていたが、今日7/17は北海道の日らしく、誰でも入館無料だった、ありがとう北海道...
 展示内容は釧路の自然、歴史、ツルと幅広く、もう少し絞っても良いのではないか?と思える展示だった。北海道の日なので、あちこち無料開放か?と勝手に想像し、持ち上がる気持ちが、雨を打ち消す。
  炭鉱展示館に行って見る、太平洋スカイランドという、プールやボウリング場のある、レジャー施設があった跡地は広く、現在は「太平洋炭礦(たいへいようたんこう) 炭鉱展示館」@300と体育館があるだけだ。普段は誰も居ないと想定される施設だが、連休中なので賑わっていた。入口の張り紙には、受付は不在で、隣(100m程先)の体育館で受付を済ませてからの入館とある、仕方なく大雨の中を往復する。賽銭箱でも置いとけばよい程度なのに...と思って入ったら、誰も居ない受付に、入館料300円と記された賽銭箱があった「面倒な張り紙をするな!」と心の中で叫ぶ。
 坑道は、釧路沖の太平洋の下を8kmも掘り進んでいる。九州の炭鉱とは異なり、人力で掘った期間は少なく、機械化による効率的な炭鉱だった様な紹介内容。太平洋炭礦は、平成14年(2002年)に閉山されているが、釧路コールマイン(株)が引き継いで現在に至り、まだ石炭を掘り続け、発電所などに供給されている。中国やベトナムから、大勢の研修生を受け入れている様だが、最先端の現場で働く日本人も育成しておかなければ、日本企業の意味はなく、管理人だけでは事業継続はできない。
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 雨の続く道路を25km程移動して「釧路市丹頂鶴自然公園」に行く。西日本に住んでいる人間にとっては、ツルと聞くと渡り鳥だと想像するが、丹頂鶴は渡り鳥ではなかった。岡山の我が故郷で生育され、後楽園でも飼育されているにも拘らず、その生態を知らなかった、日本のタンチョウヅルは渡り鳥ではない。だから湧別や釧路湿原にツルが居たのだ。
 折角だから960円を支払い入園したが、釧路地域は大雨警報が発令され、傘を差してもずぶ濡れ状態になり、ほとんど見学せず早々に引き上げた。丹頂鶴なら後楽園で毎日見られる。
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JRも止まり、一部道路も冠水状況にな始めたので、ホテルに引き返し15時から洗濯と休息。ありがたい事に、宿泊しているホテルは、アルコール類を含めて、ウェルカムドリンクがありワイン、焼酎、日本酒を満足いくまで飲み干し、コンビニ弁当を食して寝る。
遠目で見る釧路駅がカッコイイ。

移動距離:63.5km
宿:釧路(スーパーホテル釧路天然温泉)