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【旅】2022年---夏の旅--- 7月16日 [【旅】2022年]

2022年7月16日(土)
 各地で大雨の情報が流れている、そろそろ梅雨の末期の時期なので心配だ。釧路も明日から大雨、その後は雨曇りが続く予報なので、今日の曇り空を楽しむために厚岸方面に向かう。釧路東ICから釧路外環状道路(無料)を利用して、現在終点の釧路別保ICへ、R44を東に向かう景色は、馬や牛、鹿が車窓から多数眺めた、「あっけし望洋台」で止まると、赤い厚岸大橋と漁港が遠くに見える。
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「道の駅 厚岸グルメパーク 厚岸味覚ターミナル コンキリエ」という長い名前の場所からは、厚岸の町が見下ろせる。避難施設としての対応が考えられた場所だろう。
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 イエローグローブというホームセンターに寄ってみる、18Lポリタンクで、-35℃対応のウィンドウォッシャー液が大量に置いてあった。車以外にも使うのかな?等と想像するが、その時期に当事者にならないと理解できない。隣のスーパーは寒い、外気温15℃で食品冷蔵庫があるだけで、店内が冷蔵庫の様だった。冬になったらどうなるのか?冷蔵庫は暖房機になるのか?スーパー内は10℃以下でも温かく感じられるのか?体験しなければ理解できないだろう...と思いを巡らしながら、半額や70%offという特価品が多数あり目が眩む。
 愛冠岬(あいかっぷみさき)に行くと、草むらにカンガルーの様な耳が立って見える、枯れ枝が落ちているのだと近づくと動いた、高台にあがり眺めると、あちこちに鹿が寝っ転がっていた。
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困難を乗り越え愛の栄冠を得る、という岬らしく素晴らしい景観が広がっている。
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厚岸の町中には、宮島状態で鹿が居たのでついていくと「国泰寺」跡があり、隣に厚岸町郷土館があった。立ち寄ると、受付のおばさまが、館内の電気をつけてくれたので見学する。江戸時代に室蘭、様似、厚岸に最初の寺院を立てたそうだ。
 近くに太田屯田開拓記念館という見学施設があるらしく向かう。入植100年を記念して開館した施設は、既に老朽化している。こちらも受付におばさまが居て、到着すると館内の電気をつけてくれた、蛍光管が「ジィー」っと音を立てている。屯田兵は家族と併せて4万人も居たそうだ、厳しい自然の中で、機械もなく人力だけで開拓した精神力に驚く。
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人力だけで何かをする事は、人間が自然界と同化している事だろう。機械化が無ければ、人間は破壊者にならなかったのかも知れない。太田というアップダウンの続く広い地域を少し見て回ると、自転車にのる若い女性が数名いた、この広いエリアで行動自体が現日本人ではない、不思議な光景だった。これが今の日本なのだ。
 霧多布岬に向かう途中、浜中町の茶内駅に行くとルパンがいた。既に亡くなられたモンキーパンチさんの故郷だそうだ。駅のトイレが新築され素晴らしい、誰の何の為かわからないが感謝。往復2回利用させて頂いた。
霧多布岬には、ラッコがいた。潜っては貝を取って食べている。親子のラッコは、子供とプカプカ浮いていた。観察していると霧雨となり退散する。
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移動距離:220.8km
宿:釧路(スーパーホテル釧路天然温泉)