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【旅】2022年---夏の旅--- 7月8日 [【旅】2022年]

2022年7月8日(金)
 昨夜も暗くなってすぐに眠る。そしてテント内が明るくなる3時半に起床、今日も朝から濃霧だ。と思ったら霧が晴れる、そしてまた霧に包まれる。経験のない天候に右往左往しながら、タープ内を移動し水滴から逃れながらPCに向かう。日が昇る4時には、全くの朝だが、ラジオからは「長くご視聴頂きありがとうございます」と深夜放送を終わるとのアナウンス。この地では少々時間の差異があり不自然だった。朝日を浴びて、草に蜘蛛の巣は電線の様だ。
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 バッテリーを充電し始めると隣のサイトの、浜松ナンバーのおじさん(新型ZILのキャンピングカー)が話しかけて来た。6~8月まで北海道で生活するそうだ、暑い自宅マンションで光熱費をかけて生活するよりも、ここのキャンプ場で過ごす方が生活費は安いのだそうだ、かなり昔からこうした生活をしている人々が夏の北海道には多いそうである。
 話し終える頃には日差しが強く、今日は気温が上がりそうな予感、なので撤収作業に入る。10時出発、昨日も走ったR238を宗谷岬経由で浜頓別まで向かう、国道は速度が早く景色も楽しめないので、途中の猿払川河口から海岸線に入る。サハリンと結ばれた海中ケーブルの跡があった。広い景色の中、牛と鹿の歓迎を受けながら40km/hでのんびり走る。誰も居ないので快適だ。クッチャロ湖畔でスーパー購入の弁当で昼食を済ませ、R238を南下。
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 霧をまとった神秘的な神威岬。
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北緯45度を越え、ウスタイベ千畳岩という海岸に寄る、7月4日に熊が目撃された。との注意看板が掲げられ、併設するキャンプ場は使用禁止となっていた。どうなれば使用禁止は解かれるのか気になるが、ここは利用しないので考えない。しかしながらここから1km程度で枝幸の町だ。15:00チェックイン、港町にスキー場がある、私には珍しい光景だった。
https://www.emsc.npo-emsc.net/facility/mikasayama
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TVの電源を入れると、どこのチャンネルも速報が流れていた。

移動距離:125.9km
宿:枝幸(ホテル ニュー幸林)