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【旅】2022年---夏の旅--- 6月26日 [【旅】2022年]

2022年6月26日(日)
 4:30起床、函館は涼しい。函館の朝市散歩を楽しむ、気温19℃。風が強く半袖では少し寒い。函館山を雲が走り、山の天候に近い函館市内の状況、最高気温も23.5℃だった。霧雨状況なので、今日は松前方面に出掛ける。9:20出発、R227→R228と海岸線を走り、対岸に函館山を眺める頃には、トラピスト大修道院に到着する。観光地らしく数十名の観光客あり、坂を上り資料室には三木 露風(みき ろふう)さんの紹介が大きくされていた。兵庫県たつの市からここに来て、2年間過ごしている間に「赤とんぼ」を作詞している。新たな発見は、三鷹市でタクシーにはねられ、翌日亡くなっていた。享年75歳。
 修道院の一日が紹介されていた、3:30起床、読書、朝の祈り+ミサ、9:00作業、11:30昼食、13:10作業、17:30夕刻の祈り、19:40寝る前の祈り、20:00就寝。まるで私の生活リズムと同じだ、私の場合は、祈りの時間は無く、読書は紙ではなくモニター、作業はパソコンに向かい、夕食はたっぷり飲酒して就寝するところが異なる。修道院の人々は、夕食抜きの空腹よりも睡眠を選ぶほど、昼間の作業していたのだろう...尊敬します。
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 「道の駅 みそぎの郷 きこない」に立ち寄る。道の駅が、新幹線の止まる木古内駅の前にある事に不自然さを感じるが、活気ある道の駅だ。「木古内町郷土資料館・いかりん館」が、紹介されていたので行って見る、咸臨丸の碇とするものが展示されていた。ここは廃校となった鶴岡小学校の校舎、山形県鶴岡市の小学校と交流が盛んに行われていた。今でも町同士の交流は続いていると説明を聞いた。鉄道の遺品も多く展示され、切符切の体験や記念撮影を強く勧められ、興味はあまりないが応じた。
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40年ぶりに函館に来たと話すと、40年前の函館はにぎやかだったでしょう...今の十字街など見る影もない、と現在の函館の凋落ぶりを話されていた、北海道は札幌圏以外、どこも人口減少、廃村、廃線計画が進んでいるそうだ、その後は雑談話となり、美味しいお店や食べ物、北島三郎さんの実家や、千代の山、千代の富士記念館等を教えて頂いた。調べると函館の人口は1980年の32万人から現在25万人を割り込んでいる。40年前の記憶は函館山しかない... ランチは千軒そば、隣の倒壊した学校の施設(体育館?)が痛々しい。
 松前に到着すると雨となる。函館から100kmあり、城だけ見て函館に引き返す。松前藩13代藩主はホリエモンに似ていた。
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戻りは木古内から無料の高速道路を利用、紹介された函館駅前の寿司屋に行くが、既に閉店まで満席、コンビニ夕食、ホテルの無料夜鳴きそばで夜食。

移動距離:260.0km
宿:函館市