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【旅】2022年---夏の旅--- 7月1日 [【旅】2022年]

2022年7月1日(金)
 少し青空のある札幌の朝、清々しい空気が気持ちよく、中島公園を散歩した。綿毛が多く飛んでいる、最初はペットのブラッシングで抜けた毛かな?と思っていたが、よく見ると植物だ、風が吹くと小雪が舞っている程の綿毛である。調べるとポプラの種子らしい、4月から開花して、5~6月に実が出来て綿毛になって飛ぶ、北海道の「初夏の風物詩」なのだそうだ。ポプラには雄と雌の木があり、よく見るポプラ並木の株は、ほとんど雄で種子はないが、横に広がる雌の木は街路樹によく使われているそうだ。枝から離れる綿毛を見ようと探したが確認はできず、枝の高い所から離れているのだと思われる。
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 「北海道開拓の村」に行って見る、いつもの様に、入館時に65歳以上の方は特典がありますと、2度説明を受ける。50歳代にして風格が出来てきたものだ。
 ここは明治から昭和の初めに建てられた、道内の建築物を移設した博物館の様なところ。園内は広く、全部回ると3時間掛かった。旧浦河支庁庁舎には、大正9年の国勢調査ポスターが貼ってあり、漢字には全て振り仮名付き「社会=よのなか」「世帯に於ける地位=しゅじんとのつづきがら」「配偶=つれあい」「現在=そのとき」「状況=ありさま」「正確=まちがはぬよう」国籍別の詳細には「朝鮮人、台湾人、樺太人、北海道旧土人、又は外国人」と表記されている。
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 「さっぽろ羊ヶ丘展望台」に行く、クラーク博士の像は、北海道らしいシーンだ、記念撮影をする人々... オールジャパンだが、撮影を依頼するシーンも多々あり観光地らしさを感じる。像の近くにいると、観光のおばぁさんに係員と間違えられ対応を求められる。
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 それにしても、クラークさんは何故こんなにもてはやされるのだろう、日本滞在期間は10ヵ月と短い、明治政府の依頼でやって来たのだろうが、こんな短期間で、現在に至るまで、日本人の大半が知っている人になるには、どんなパワーがあったのだろう。それとも日本人の、礼節や規律を守る性格が産んだものなのか? Boys be ambitious日本語の和訳が美しい。夕食はススキノの「博多かわ屋」に行って見た、博多とは違う... 残念。

移動距離:34.7km
宿:札幌

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