2022年6月28日(火)
 昨日、関東、東海、九州南部は梅雨明け、今日は中四国、関西、北陸も梅雨明けとなる。よって梅雨前線は北上し北海道に停滞中。梅雨のない北海道というのは昔話になるのか?函館の早朝は日差しもあったが、6時以降は雨となる。9:20宿を出発して立待岬(たちまちみさき)に行って見る。アイヌ語(ヨコウシ)待ち伏せするところ、立って魚を待ち伏せするところという意味から立待という表現になった「ヨコウシに囚む」のだそうだ。看板の表現が難解。


 R278で海岸線を東へ向かう、空港を過ぎると海と漁村の風景となる。風は無く静かな海に雨が降り続く、途中でコンクリートアーチ橋が見えた、戸井線という未完成の鉄道だった、五稜郭から亀田郡戸井町を結ぶ計画だったらしい。

廃線が続く現在、もし完成していても既にない線路だろう、線路と同じことを、現在も道路でやっているのではないか?そんな事を思いながら、所々がバイパス化されたR278を海岸沿いに走り、r635に分かれ恵山漁港の突き当りまで行って見る、行き止まりの道路に納得。

恵山道立自然公園の駐車場まで上がってみるが、無人で濃霧、雨も強く早々に退散。R278に戻り、半島の行き止まりの反対側にある恵山岬灯台公園に行く、この先に露天風呂があるらしいが、川の様な道路を下る気になれず引き返す。

更にR278を進むと岩と道路と漁村の光景が続き、昆布干し場が多数ある。道の駅「縄文ロマン南かやべ」は、昨年世界文化遺産に登録された縄文時代の垣ノ島遺跡があり、小学校の団体バスで賑わっていた。次の道の駅 しかべ間歇泉公園はムシ場があり、ジンギスカン蒸しで夕食とする。昆布ダシが旨く8/1着で自宅へ送付した。


今日の宿は大沼公園なので、ホテルのレストランは利用しない。16:00チェックイン、部屋から雨の森を眺めながら日没となる。

移動距離:152.2km
宿:函館大沼プリンスホテル