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【旅】2022年---夏の旅--- 6月20日 [【旅】2022年]

2022年6月20日(月)
 この季節は4時頃から、空が明るさを増してくる。宿の隣の農村公園で紫陽花と戯れながら、湿度のある朝を楽しむ。
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宿からのおにぎり弁当で朝食を済ませ、9時前に出発。姫路近郊の山間部は、中小工場も多く早朝よりマイカー出勤が目立ち、慣れた田舎道は高速道路状態、通常速度では追われる。福崎経由し播但連絡道路の側道の様なR312を北上、神崎の「道の駅 銀の馬車道 神河」で休憩、生野銀山から姫路港までの49kmを、馬車で銀を運搬する為の道が敷かれていたそうだ。明治9年に完成した、日本初の高速産業道路だと紹介されていた。このエリアは1000m級の山もあり、岡山県の中山間地とは景色が異なる。生野峠を越える道は、馬車では苦労しただろう。生野北で分水嶺、生野銀山は25年程前に見学したので通過したが、大規模な工事現場が遠方に見合えたので興味を持つ。
 「播磨屋本店 生野総本店」に立ち寄る、せんべい屋なのでせんべいを買うが、HPに記してあった言葉に興味が湧き、ここの親父の本まで買った。
https://www.harimayahonten.co.jp/
 雲海に浮かぶ城跡で人気の「竹田城」、駐車場の整備や紹介する看板が目立ち観光化が進んでいる。昨日見た「あなたへ」の映画でも田中裕子さんが、ここで歌っているシーンがあった。登っても田舎町を眺めるだけなので、遠景から山城跡を眺めて和田山に向かう。高速道路の様なR483が出来ていたが、懐かしいR9で養父へ、1993~2000年にはR9で関西方面に出掛けていた。道路の景色にも記憶があり、所々改良されているが、懐かしさを感じた。大きく変わったのは利用する車の数が少ない。新たな道路建設により流れが変わったのだろう、それとも人口減少か...?
 R312で八鹿、日高、豊岡市に入る。近年岡山県でも見かける事があるコウノトリ。
ここまで回復させた実績を持つ、コウノトリ文化館に行って見たが、定休日だった。流石市立だ。コウノトリには休日は無いが、文化館には休日がある。人工塔の上に1羽のコウノトリが立っていた。
 日和山海岸を眺めて見た、子供の頃に「竜宮城」だと信じていた建物は、面影を失っていた。子供の頃に信じた夢の様な場所は、訪ねない方がよい。子供には人工物ではない自然の景観を夢の世界だと教える事にしよう。我が子は既に30代だが...
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 夕食後、人のいない温泉街を散策する。夕食時間なので、子供の声位は聞こえているものだが、人の声もしない、とても静かな街中だ。このエリアも高齢化か?
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1925年5月の北但馬地震の時、町長だった西村氏の銅像があった。倒壊と火災で城崎の町は壊滅したそうである、その時に珍奇な姿で、人々を慰め励まし、地域の観光化と整備に貢献されたらしい、具体的に記された石碑が珍しかった。
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移動距離:130.0km
宿:城崎温泉
タグ:城崎温泉