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【旅】2022年3月30日~4月2日 湯原温泉から米子、出雲 [【旅】2022年]

3月30日(水)
That's life...で終わった今日の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、余韻もそのままに、出発準備に取り掛かる。
 9:00出発、岡山空港経由で吉備中央町「きびプラザ」で休憩。岡崎嘉平太記念館なるエリアが出来ていた、既に開館20周年。なので20年以上前にここに来たのだろうと思う。岡崎嘉平太さんhttps://www.okazaki-kaheita.jp/about/は明治30年にこの地で生まれ、学生時代に中国人と交流を深め中国に興味を持ち、卒業後は日銀に就職、戦後は民間会社の経営に携わりながら、日本と中国の国交正常化に尽力した人だそうである。岡山県にも知らない偉人がまだまだいるもんだ... r66を北上、岡山の中央部農村エリアを眺めながら、道の駅 醍醐の里→r84からカタクリの花群生地へ、紫の花が咲いていた。
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駐車場としている公民館らしい館で、近隣の方々が手作り漬物とうどん、そばを販売していたのでランチにする(@500円)どこから来たのか問われ、岡山からだと返答すると遠くからですねとの返答、しかしながら、4/1~近くの別所小学校跡地で、アートとマルシェのイベントがあると、チラシを配布された。積極的な対応に、少し引き気味だったが、ランチの「そば」についていた福神漬けを購入し出発。この季節は一方通行の農道で醍醐桜へ...近づくと停車させられて、駐車料金として500円だと言われる、花は未開状態(つぼみ状態)なのに...と思いながらも、近隣の方々の整備された努力跡に感謝し、気持ちよく支払う。ならば撮るか?と思い立ち、1時間程度撮影し、未開の桜だが見物人も少なく、枝先が桃色の美しい醍醐桜に納得、この季節の醍醐桜は初めて見た。
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姫新線沿いの富原を通過して、大佐山の麓になる刑部(おさかべ)にいって見る。長く同県民でありながらも刑部(おさかべ)とは発音できない。ケイブ...かな?
山田方谷さんhttps://www.kurashiki-tabi.jp/yamada-houkoku/kouseki/がここで亡くなったらしく、記念館があった。
 r459からR181へ龍宮岩なる川の景観を見学して新庄村へ、「がいせん桜」はまだ冬景色。r58野土路トンネルを抜けると大山、蒜山の景色が広がる。
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 15:00に温泉宿到着予定だったので、高原の景色を眺めながら移動し、湯原温泉チェックイン、40分遅れたが気持ちよく受け入れて頂いた。
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移動距離:166.7km
宿:元禄旅籠油屋

3月31日(木)
昨夜は、いつものように日本酒「御前酒」×2本で爆睡、明るくなって目覚めると雨模様の朝、川を挟んだ対岸の山が、湯原温泉らしい風情ある景観だ。
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この宿の貸切温泉は源泉で、かけ流しの広い空間が二人では贅沢だった、チェックイン直後に入った同旅館の、日帰り温泉施設とは、お湯が異なる感じがした、昨夜と今朝の2回入浴。朝ごはんも美味しく完食、9:40出発、蒜山の道の駅 風の家で、クーポンを消化して、R482で大山方面に向かう。サントリー天然水 奥大山ブナの森工場を経由して、大山環状道路へ、残雪処理の最中だと思っていたが、結果的には全線開通となっていた、所々ガスが濃く、視界10m程度の道路上には、木や枝が散乱しているので最徐行するが、大山寺まで誰もいない道を走った。気温6℃故に、車内から眺めるだけで米子市へ入る。
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ランチを済ませて米子水鳥公園(@310)へ行く、今年のハクチョウは、3/21に北に帰ったそうでカモ、シギ、バン類がいた。ヌートリアもいた。ここのメンバーは環境に詳しく、鳥類を見分けて生態を知り行動観察、撮影を含めて鳥沼にハマっていく症状までご説明頂いた。リピーターになる方々も多いのだろうと実感する。
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https://www.yonago-mizutori.com/
移動距離:96.2km
宿:ホテルわこう

4月1日(金)
 8:30出発、米子城へ... 20年程前に7年半も鳥取県民であったが、米子市内の事はほとんど知らない。県内に高速道路の無かった時代、鳥取市と米子市は、その位遠い存在だったのだと改めて感じる。この城の存在も、昨日、米子水鳥公園のメンバーより、日本一の城だと聞いたのでやって来た。城内の桜は8分咲きで、春の装いの湊山公園だ。P無料、15分程度で、山頂に城跡に到着。標高90mなので高さは無いが、美保関から中海、大根島、伯耆大山、足元の米子市が一望できる。人も少なく素晴らしい景観だった、しかし、冬型の季節風が強く早々に退散した。風が無ければ、しばらく滞在したいところである。残念... 下山する時間帯には、多数の人々が登頂してきたので、桜の季節には賑わう米子城跡なのだろう。調べてみると、米子城は1951年に、毛利一族の吉川広家が、築城したのが始まりらしい、関ヶ原の戦い後、吉川広家は岩国に転勤となり、中村一忠という少年が、駿府から赴任した後、1602年頃に完成。明治時代に払い下げられて、大半は売られ取り壊される。空き家(不動産)を、金に換えて処分すること自体は、悪いことではないと思うが、歴史あるものは、大切にしてもよいのかも知れない。
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 午後からは、寒いので植田正治写真美術館を見学する。鳥取砂丘のファミリー写真が印象的だが、よくわからない作品や、凄い写真がたくさんあり、見ているうちに腹一杯になって、疲れてしまった。
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大きなレンズを通して、投影される逆さ大山は、精細で美しい。大山の麓でランチを済ませて、高速道路+バイパスで出雲に向かう。展望台らしき建物がみえたので、何気なく立ち寄った奉納山公園からは、大社町の街並みが眼下に広がっていた。
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日御碕灯台と経島を見学、ウミネコが多数舞っていた、4~5月に産卵・孵化して7月には帰っていくのだそうだ、なんでこの島だけこんなにいるのだろうか?不思議に思えるが、ふるさととは、そういうものなのだろう。
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チェックイン後、部屋から見る出雲市内はマンションが増え、市内の道路整備が進んだ感じがした。駅前の商店街は車道になっているが、まだ健全に営業されている。繁華街も衰退感はない、さすがは全国から神々が集まる街だ。
宿:グリーンリッチホテル出雲
移動距離:138.0km

4月2日(土)
 7:45出発、桜満開の出雲大社参拝。
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観光地は朝早い時間帯が一番だ、駐車場も人も疎らで心地よい、満開の桜に飛び跳ねる人がいたのでシャッターを押した、私もケガをしないように、年相応に飛び跳ねよう...
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島根県立古代出雲歴史博物館が出来ていた、開館と同時に入ったが、多数の情報にお腹一杯となった。神話か史実か、よくわからないが、出雲には昔から人がいて、海外や近畿地区との交流が、絶えずあったのだろう。当時の大建築物「雲太、和二、京三」これだけ記憶に残る。1位は出雲大社。2位は東大寺。3位は京都御所、大極殿。
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 2014年初めて福岡県の糸島を訪れた時、出雲と似ている地域だなぁと感じた事を、思い出していた。今日は帰る日だが、晴天の桜満開なのでR431で平田を経由し、宍道湖北岸から松江市内へ移動、ランチは学園通りのめん家 ノリおラーメン。大根島を経由して、ベタ踏み坂(江島大橋)を越え、境港の海岸通りへ行くが、風が冷たく魚臭もあり退散。美保湾展望ビーチから景色を望むが、靴に砂が付くので海には近づかなかった、長靴も準備していたが、これは高齢化行動なのだろうか?
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休憩後R181を走って岸本、溝口、根雨、四十曲トンネルを抜け、新庄村で休憩。勝山、久世、落合と長く続く桜土手を眺めながら、r30→R429→r72岡山空港経由で、自宅着18:40。
移動距離:244.7km

全移動距離:637.6km 使用燃料:35.79L 燃費:17.8km/l

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