SSブログ

【旅】2022年2月3日~7日 北九州へ [【旅】2022年]

2月3日(木)
 週末は西日本も雪の天気予報となった、しかし予定通りに単独で7:42自宅出発、7日までの期限付きでR2を西に向かう。今日は一般道路で北九州市まで移動する。広島でランチ、徳山の道の駅「ソレーネ周南」で休憩し一気に北九州まで走る。ほとんど〇ロパ〇ロッ▽の下手くそな運転任せだったが何の危険もなく到着できた。10時間走ってもラクラクなドライブ、時代は変わりつつある。関門トンネル160円はETC未対応「運転手が車の窓から現金200円を支払い40円のお釣りを受け取る」という、やっている事が50年前のままだが、調べると1958年3月9日に開通したトンネル。先人に敬礼。
 そして門司港に抜けると所々の見た目が150年前の時代になるので、ここはこのままがよいのかも知れない。大里の海岸を走り、小倉の街に17:30チェックイン。
移動距離:377.1km

2月4日(金)
 福岡県の瀬戸内エリアには観光地も少なく、今まで訪れたことが少ないので周って見る。門司港から和布刈を経由し部埼灯台(へさきとうだい)へ。江戸時代の終わり1867年に、外国船の安全航行を確保するため設置計画された灯台(正しくは外国から計画させられたのだろう)。日本の端っこの灯台に行くとよく述されている「リチャード・ブラントン」というイギリス人によって設計されている灯台の一つである。1872年(明治5年)に初点灯している。
_KMM9397.JPG
この近辺の山は、石を切り出され工事現場の様相だ。都市部建築の基礎やコンクリートに使われているのだろうと思うが、山まるごと無くなっている有様を異様に感じた。人間のわがままか?自然の物質を有効利用したSDG'sなのか?よくわからない。ただ初めて目にすると異様に感じた、ただそれだけである。岬の先端には僧清虚像なる白い像が立っていた。「せいきょ」という坊さんが難所海域の目印となる灯りを61歳から死ぬまでの13年間絶えず燃やし続けたらしい。村人によって引き継がれている、その後に完成した灯台と同じ場所故、設置場所は正しかったのだろう。いろんな先人の知恵の蓄積が現在に続いている。
_KMM9384.JPG
 本庄の大クスhttp://chikujo-rekishi.jp/guide-3/に行った。樹齢1900年という巨木は、神社に立っていた。デカいなーと思いながら反対側に回ると中が空洞で、更にデカさを感じる。明治時代に幹の中で火事があったらしく大きな空洞が出来ていた。近寄るだけでパワーを感じる楠木だ。
_KMM9460.JPG
移動距離:133.9km

2月5日(土)
 今日は冬型となり、福岡県も午後から雪の予報。響灘軍艦防波堤https://goo.gl/maps/e4YsjCd2hov35dHW7に立ち寄り、白島展示館を見学。北九州の工業地帯は鉄産業だと思っていたが、エコタウンと呼ばれるこのエリアは様々な企業(工場)が出来上がり、次世代の工業エリアが形になり始めていた。白島展示館(無料)では石油備蓄について学ぶ。窓越しに眺める風景は北西の風に雪が舞い、次第に波高も高くなり始める。道の駅むなかたを経由してストア福岡に寄る。薬王寺温泉で入浴、夕食を済ませ北九州市に引き返し市内の駐車場で車中泊
_KMM9477.JPG
車中泊:街中駐車場(経験値4)
移動距離:199.0km

2月6日(日)
 外気温2℃、九州にしては気温が低い。昨夜は寒さを感じなかったが徐々に車内の空気は冷たくなる。2022・北京冬季五輪の初メダリストリストのモーグルをLiveで見ながら就寝。節電の為、タイマーで入る電気ヒーターが寒さを和らげるが、車内が冷えると目覚める事を繰り返しながら朝の時間を迎えた。寒さ対策は、今のうちにもう少し工夫が必要、来年に備えて経験値UPだ。満タンだったバッテリーは、一夜でほぼゼロになった。
 お世話になった駐車場に感謝し早朝買物、和布刈の公園で洗顔・朝食を済ませ、本日の現場(門司)に6時スタンバイ。風強く明るくなって散歩ロケハン。9時から顔合わせ、打ち合わせ。昨春までの仕事と同じ内容を体験できる事に感謝。お客様役に多数会える事に感謝。講師役になれる事に感謝。場を提供してくる人生の後輩先生に感謝。現場を離れたから、日常だった現場の日々に感謝の念を持てるようになったような気がした。こんな新鮮な気持ちはあとどのくらい感じ続けられるのだろうか?終わってからそんな事を思いながら、まだ明るい小倉の街で一人、心地よく酒に酔う。
_KMM9495.JPG
移動距離:28.3km

2月7日(月)
 宿泊費1700円でも、暖かいホテルは快適でよく眠った。今日は自宅に帰るのみ、8:40に出発。一般道利用で目的地を自宅に設定すると到着時刻は20:20だった、関門トンネルをくぐり抜けR2を東へ。車任せでのんびり走りたいところだが、流れは速く制限速度+20km程度で流れに乗る。防府市のうどん店でモーニングうどん、20代に散々お世話になった電気屋さんに立ち寄る。15年ほど前に立ち寄った時には、ご夫婦はまだ現役で1990年代と中も外も何も変わらない状況だった、しかしながら今回は少し様相も違い、看板を剥ぎ取った文字跡がクッキリと壁面に映っていた。店内には32型B管テレビが展示され外付けチューナーで現在の放送が流れている。このナショ〇ルのTV「色がきれいじゃろー」と売り込んで頂いた。日本の電気店として天然記念物になるまでがんばれー。社長は7年前74歳で亡くなられていた。カーちゃんは、元気そうで店内は今でも近所の集会所状態を続けている。わが禿げ頭を見せ、さつま芋を置き、再会を確認して別れる。後はノンストップで自宅へ、福山市内の渋滞を避ける為に、福山西ICから岡山ICまで高速道路を走り18時に自宅着。宇宙空間の歪みを利用するワープ航法みたいな事が出来る高速道路は便利だ。
移動距離:379.5km
全移動距離:1117.9km 使用燃料:60.08L 燃費:18.6km/l
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。